新型のカローラがデビューしました。写真を数点撮ってきましたので紹介します。
型式は6AA-ZWE214というモデルです。ハイブリッド。
まず初見で思ったこと、大衆車というイメージががらっと変わった。新型のひとつ前のモデルもなかなかデザイン的に攻めて来ていましたが、負けじ劣らずです。
ホイールのデザインさることながら、タイヤサイズは215/45R17を履いています。ちなみに標準サイズは205/55R16です。
ラゲッジルームも広いです。カローラワゴンって、昔のカロゴンのイメージがどうしてもありますけど、今や別物ですね。
このヘッドライト、割れたら高そうだ。今やヘッドライトはLEDが当たり前になってきましたね。LEDの方がきめ細かい制御ができるからなんですが、その代償として故障したときや割れた時の修理代がすごい。
どうしても整備士・検査員目線で車を見てしまう癖があります。せっかくの新型車なのですが、車の車体番号の打刻はどこにあるかを調べてみました。
トヨタ車で迷う車種って、もうほとんどないですけどね。大体決まった位置にあります。このカローラもそうでした。
運転席シートの下です。
左右シートレールの間にフレーム打刻があります。
トヨタではお決まりの位置です。
続いてエンジン番号の打刻刻印位置を探します。車検の時って、車体番号とエンジン番号の打刻刻印をちゃんと照合しないといけません。同一性の検査というものなのですが、これが検査員になりたての頃、なかなか見つからなくて困ったんです。
なので、データベースを自分で作っています。
6AA-ZWE214の車体番号の打刻刻印位置は？簡単。これもいつものトヨタ車と同じ位置です。
オイルレベルゲージ奥。2ZRの刻印があるのがわかります。
横置きエンジンだからこんな感じで見つかりますが、縦置きエンジンだとちょっと見にくかったりします。
完成検査の役に立ててください。
知り合いも新型のカローラをショッピングリストに上げている人がいます。この知り合いはマツダ３とどっちにしようかなぁと悩んでいるみたいです。
個人的にはスカイアクティブXのマツダ３が出たら買ってみて欲しいけど、全力でオススメするのならカローラの方かな。好き嫌いあるかもしれないけれど、トータルコストや信頼性などを考えるとカローラに軍配を上げてしまいます。
トヨタ式ハイブリッドも熟成を重ねてきましたね。信頼性も抜群で、これだけ台数が出ているにも関わらず、大きな故障に遭遇したことはほとんどありませんでした。
大衆車というイメージを逸脱してきたカローラですが、現在のトヨタを象徴するような動きでもあるので好感が持てます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。