現行型のスイフトスポーツを、改めてまじまじと見ましたので紹介。
CBA-ZC33Sというモデルです。
このスイフトスポーツという車、オールマイティに優れているスポーツモデルだと感心しています。まずはエンジンを紹介。
目次
スイフトスポーツ ZC33Sのエンジン打刻位置は?
現行型のスイフトスポーツに搭載されているエンジンは1.4リッターのターボエンジンです。ん?スイスポってNAじゃなかったっけ?と思ってる人もいますよね。今まではNAエンジンでしたが、現行型は直噴ターボを積んでいます。
エンジン型式はK14C。
エンジン番号の打刻刻印は、エンジンとミッションのつなぎ目にご覧の通り刻印されています。それにしても1.4Lターボです。しかも車重が軽い。なんと1tを切っています。
燃費はJC08モードで16.4~16.2km/Lとなってます。エンジンは当然可変バルブタイミング機構であるVVT機構を備えています。
個人的には今までNAエンジンだったスイスポにターボが付いたということがビッグニュースです。140馬力ですね。
スイフトスポーツ ZC33Sの車体番号の位置は?
珍しいスイスポなので、車体番号の打刻刻印はどこかなぁと探してみました。大体スズキ車はバルクヘッドにあるのですが、現行のスイスポは違いました。
運転席側のストラットアッパーマウント付近のパネルを見てください。
なんとこんなところにZC33Sの車体番号の打刻刻印があります。検査員と整備主任者は要チェックしておいてくださいね。
ちょっと探してしまいました。
新しい車がでると、車体番号とエンジン番号の打刻刻印を探すのが僕の趣味の一環になっています(笑)
間違い探しみたいで楽しいです。
スイフトスポーツはオールマイティに楽しめる!
この車、当然スポーツ走行も抜群に楽しめますが、ちゃんと道具としても抜群につかえるユーティリティを持っています。
2WDだけの設定ですけど、FFなのである程度の雪道にも問題なく走行が可能です。
大人が5人乗るにはちょっときつい気もしますけど、4人乗りとして考えれば上等です。
スポーツ走行も抜群に楽しめるし、道具としての使い勝手も抜群。個人的にはもうちょっと排気量を上げて4WDも設定してくれたらいいかなと思った。
やはり雪国ですと4WDが安全パイなのです。このまま4WDにするともっさりしちゃうから、排気量を1.6くらいにしてターボをつけてくれればそん色なく楽しめますよね。
GRヤリスは高いので、エントリーモデルとして遊べます。
現行スイスポは2WDしかありません。ちょっと問題なのはハイオク指定となっているようです。レギュラーも使えなくはないですが、継続的なレギュラーガソリンの使用はエンジンに悪影響を与える恐れがあると記載されています。
圧縮比は9.9となっています。ハイオク指定です。
スイスポ ZC33Sのエンジンオイルは?
ZC33SスイフトスポーツのエンジンオイルはSNの5W-30が指定粘度になっています。
1.2Lのスイフトは0W-16もOKと書いてありますけど。スイスポはターボがついているため粘度が固めになっていますね。
ターボ車は10000km交換推奨となっています。感覚的にもっと短いスパンで交換したほうがいいと思いますけど。ターボが壊れたらシャレになりませんから。
タイヤサイズが195/45R17なので、こちらはコストがかかりますね。軽いのでさほど減らないと思います。FFなのでタイヤローテーションをこまめに行えば長く使えるかな。
いずれにしろスイフトスポーツって価格の割には高性能だと思います。新型フィットにRSがないので、ライバルとしてはヤリスになるのでしょうけど。
余計なものがごてごてついてなくてお勧めできる車です。マニュアルもありますよ。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。