冬になるとエンジンスターターでエンジンがかからないという相談を受けます。
ユピテル製品のエンジンスターターで、まず試してほしいこと4つを書いてみたいと思います。
ユピテルのエンジンスターターで、エンジンがかからない時に、試すことは3つあります。
まず最初。スリープモードから解除させること。
車をを使わないで2週間放置すると、リモコンエンジンスターターはスリープモードに入ります。
どうやったらスリープモードを解除できるか?
それは、普通にキーを使ってエンジンをかけること。
エンジンを普通にかけることで、リモコンエンジンスターターのスリープモードを解除します。
これがまず最初に試すこと。
スリープモードから解除しても、エンジンがかからない場合、次にやるべきことはリモコンの電池を交換すること。
リモコンの電池って、かなり重要です。単純に電波云々の問題だけではなく、始動できるかできないかの鍵を握ってるのもリモコンの電池なんです。
ボタン電池が入ってるので、同じもので交換をしてください。
2つ使ってるものもあります。
3つ目の手段。
シフトポジションを再学習させる。いわゆるエンジンスターターをリセットさせる作業です。
エンジンスターターを自分で取りつけたことがある人はわかると思います。
最初に行うシフトポジションの設定。これをやらないとエンジンスターターがつかえないんです。しばらく使ってないエンジンスターターに、この再設定をすると意外と使えるようになるんです。
方法はどうするかというと、まずバッテリーのマイナスを外してつける。
すると、端子を付けたら
ピピピ・・・
という音がします。これは未設定になってますよ、という通知音です。
キーを回してIGをONにする(エンジンをかけない)
↓
ブレーキを踏んでシフトをP→R→N→R→Pにゆっくりと動かす。
↓
ブレーキペダルを離す
↓
ピーという音がしたら設定OKです。
エンジンスターターを再設定する事で、使えるようになる場合が多いので試してください。
そもそも、エンジンがかからないという原因がバッテリーだったりします。
というのも、エンジンスターターの説明書にも注意書きがあります。
エンジンスターターでエンジンを始動させるのは、通常よりもバッテリーに負担がかかるのです。
バッテリーの状態が弱いと、セルを回しきれないでエンジンがかからないということがあるんです。
健康なバッテリーに交換することで、直ることがあるので試してください。
以上、エンジンスターターでエンジンがかからない時、試してほしい4つの事でした。
サーキットデザインのネクストライトというエンジンスターターの場合、メインキーとすぐ近くにつけておくことが重要です。
大きなキーホルダーのわっかでつけるだけでもエンジンがかからなくなります。
それぞれ製品の説明書を見てください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。