この前、登録済みの新古車にあたるダイハツのタントが売れました。
すでに半年以上放置状態にあったタント、納車整備をしていると見事にバッテリーが上がっていた。
困ってしまうのがその容量。26Bなんてダントツに小さいものを搭載している。コスト削減のためなのかしらないけれど、これじゃすぐにあがっちゃうよ。
ということで、バッテリーを新品に付け替えることにしましたが、意外にやりにくいのであった。
どのようにやりにくいのかというと、バッテリーがエンジンルームの奥のほうに入っている。
しかもバルクヘッドが突き出して、ガーニッシュの下に収まっているといえばわかります?
とにかく引っこ抜くのが大変。うかうかしていたらショートさせてしまうかもしれないので、かなり真剣にバッテリーを交換しました。
バッテリーって、搭載位置によるとかなり交換しづらいことがある。この前困ったのは、日産のシビリアンというマイクロバス。乗員の入り口の近くにパネルがあり、そのパネルをめくるとバッテリーが直列に2つつなげられているのである。このバッテリーを外そうとするとかなりやりにくい。
明かりがないと、プラスとマイナスを間違えやすいし、ちょっと工具があたったら速ショートだ。しかもバッテリーが85Dクラスなのでかなり重たく引き上げるのにも必死です。
VWのパサートも苦戦した。ガーニッシュの下にかくれているんだけど、スペースがもうギリギリ。
配線などが邪魔をしてなかなか上に引き上げられなかった。もうちょっと余裕を持ったスペースを用意してください。
特にバッテリーというものは、取り扱い上危険なパーツだ。下手すりゃ爆発することだってある。
作業を間違えればショートするしいいことがない。なのに変な場所にバッテリーケースが設置されているとミスが増えてしまうのである。
やりにくいバッテリー交換は気をつけましょう。工具はスパナで。そのほうがショートしたときにすぐに取り外しができます。メガネだと引っかかるので、バッテリー交換は基本スパナで行うのがベストです
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。