最近ショックな出来事がありました。友達の整備士が立て続けに2人辞めてしまったんです。
一人は日産の整備士。もう一人は三菱の整備士。共に同級生です。
僕が会社に入ったのは20歳の頃。当時はガソリンスタンドの部署で働いていた。
自動車の部署に異動と共に就職したのが23歳のころ。ですが、彼ら2人は僕が20歳の頃から
専門学校上がりで日産、三菱に就職して整備士として働いていた。
そんな2人が辞めてしまった。とてもショックだった。
日産自動車に勤めていた友達は、自動車検査員を取得して、整備士の中ではナンバー2の座で
班長として働いていた。結婚した矢先に退職をしてしまったとのこと。
三菱に勤めていた彼は、僕がガソリンスタンドで働いていた頃、よくガソリンを入れに来てくれて
仲良くなった。その5年後、僕の会社に彼が出張でリコール整備にやってきて、そこで感動の再開を果たしたばかりだった。彼はリコール隠しで一番大変な三菱の時代を切り抜けてきたそんな一人だったのに。
辞めていく整備士たち。僕も今現在会社を辞めたいと考えることが多々ある。
辞めていく整備士たちのその理由は単純明快だと思います。整備士として会社に雇われ、一体いつまで・・
後輩がどんどんと上がってきている。このまま工場長へ上り詰めるか、果たして営業になるか?
そのハザマでゆれるのがちょうど整備士として働いて10年目付近なんだろうと思います。
日産では検査員を2年のうちに取れなければ営業に上げられてしまうそうでした。
整備士として入った。しかし整備士としての責任の重さもかなり痛感している頃そんな頃彼ら二人は自動車整備から足を洗っていった。辞めていく整備士たち。
僕らの未来は?
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
その流れが今の自動車業界の散々な状況を作ったんでしょう。
どっかで変革しないと、素人なのかプロなのかわからないだけでなく、一般ユーザーから見たらよくわかんないような、素人のようなプロ?プロのような素人?その差がもっと明確ではなくなってしまうのではないかと思います。
実は自分も今年度から現場から内勤になってしまいました・・。
毎日書類とお客様とお得意様達と奮闘中です。
こんばんは
いつも情報ありがとうございます。
記事、拝見させていただきました。
確かに整備士は離職率が高いですよね。
仕事として捉えると単純に「好き」だけではなかなか難しいです。
色んな職を経て今、整備士の仕事をしていますが、人の役に立っていると自分に言い聞かせてなんとか続いています。
今は整備士のなり手が少ないらしいんですよね。
職業的に見れば3Kの仕事ですから仕方がないかもしれません。
頑張ってくださいね。
名前の通り田舎の整備士です。
小さい工場であり、私は一番下っ端なので仕事をしているってよりもやらさせているって感じがしてたまりません。
この先会社が大きくならない限り、後輩が入りそうになさそうです。
若いからって理由で無茶な仕事も押し付けられます・・・
やっぱりこれは誰もが通る道なのでしょうか?
ディーラーとかならありそうな話かなって思うのですが、町工場もそうなのですかね?
うちの会社では30代の整備士が一番年下でした。
ですが、30代となるとさすがに作業も10年以上やり続けているので、作業レベル的には先輩整備士と並んできます。
なので、雑用を押し付けるということはなく、みんなそれぞれのやり方で作業をして完結していますね。
ある程度年数が経ってくれば、やらされている感はなくなるかもしれないですよ。
僕は会社に入って5年目で後輩が入ってきたので、雑用期間は短かったですけど。