Y33セドリックのRB25エンジンのタイミングベルトを交換してみた

Y33のセドリックです。
RB25が積んであります。
いろいろ車検整備をしましたが、エンジンからのオイル漏れがあり、クランクシャフトのオイルシールを交換するためにタイミングベルトを交換することになりました。
というわけでY33セドリックRB25のタイミングベルト交換です。

c-log698-01
Y33セドリック RB25タイミングベルト交換

c-log698-02
RB25

順序としては、ラジエターを外す必要があるので、
まずはエンジンアンダーカバーを取り外して、クーラントをラジエターのドレンから抜きます

c-log698-03

対象車はATなので、ラジエターにはATのクーリングパイプがつながっています。
ラジエターにつながるATクーラーホースを2本外します。
外したホースには、プラグやネジをはめてATFが抜けるのを防ぎましょう。

そしたらラジエターアッパーホースとロアホースを外して
ラジエターを外します。

c-log698-04
Y33のラジエターはシュラウドをつけたまま上に抜くことが出来ます。
ファンを外す必要もありません。

まずはラジエターを外して、補記駆動ベルトやファンを外していきましょう

c-log698-05
そしたらファンのネジ10mm、4本を取り外します。

c-log698-06
補記駆動ベルト3本を取り外します。

c-log698-07
点火タイミングがずれないようにクランク角センサーにマーキングをして
取り外します。10mm3本

ちょっとこじってやらないと外れないよ

c-log698-08
クランク角センサーを外したところ

これでクランクプーリーを外します。

27mmです。

クランクプーリーは15,5で締められていますが
外すトルクは恐らくもっと強力にしまっています。

c-log698-09
クランクプーリーの回り止めを大型のオイルフィルターレンチで
プーリーにベルトを切ってクッションにして押さえつけて緩めます。

c-log698-10
タイミングベルトカバーを取り外していきます

c-log698-11
カバーを外した状態。

これで圧縮上死点を出します。

c-log698-12
クランクの合いマーク

c-log698-13
カムの合いマーク

c-log698-14
もう一つのカムの合いマーク

カムの合いマークが合致したら、クランクの合いマークも合っているはず。

この状態でベルトを取り外します

c-log698-15
今回はウオーターポンプも交換です

c-log698-16
新品に交換。

パッキンはないので、液体パッキン

c-log698-17
クランクのオイルシールからのオイル漏れ。

交換します。

c-log698-18
アイドラーとテンショナーを交換します

c-log698-19
テンショナースプリングを新品のテンショナーにセットします。

c-log698-20
テンショナーを取り付けて、新しいベルトをつけます

c-log698-21
これでクランクを2回転回してテンショナーのボルトを締め付けて完成

PIT WORKの日産純正ベルトにはタイミングベルトにマークが書いてあるので
間違えなくてすみます。

あとは元に戻して終了。

全て組み付けたら、クーラントを入れて、エア抜きをして様子を見ます。

c-log698-22
今回交換した部品。クランクシャフトのプーリーのトーショナルダンパにかなりの亀裂が
発見されたのでプーリーも交換となりました。

以上Y33グロリアのRB25のタイミングベルト交換レポートでした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする