Y33のセドリックです。
RB25が積んであります。
いろいろ車検整備をしましたが、エンジンからのオイル漏れがあり、クランクシャフトのオイルシールを交換するためにタイミングベルトを交換することになりました。
というわけでY33セドリックRB25のタイミングベルト交換です。
順序としては、ラジエターを外す必要があるので、
まずはエンジンアンダーカバーを取り外して、クーラントをラジエターのドレンから抜きます
対象車はATなので、ラジエターにはATのクーリングパイプがつながっています。
ラジエターにつながるATクーラーホースを2本外します。
外したホースには、プラグやネジをはめてATFが抜けるのを防ぎましょう。
そしたらラジエターアッパーホースとロアホースを外して
ラジエターを外します。
Y33のラジエターはシュラウドをつけたまま上に抜くことが出来ます。
ファンを外す必要もありません。
まずはラジエターを外して、補記駆動ベルトやファンを外していきましょう
点火タイミングがずれないようにクランク角センサーにマーキングをして
取り外します。10mm3本
ちょっとこじってやらないと外れないよ
これでクランクプーリーを外します。
27mmです。
クランクプーリーは15,5で締められていますが
外すトルクは恐らくもっと強力にしまっています。
クランクプーリーの回り止めを大型のオイルフィルターレンチで
プーリーにベルトを切ってクッションにして押さえつけて緩めます。
これで圧縮上死点を出します。
カムの合いマークが合致したら、クランクの合いマークも合っているはず。
この状態でベルトを取り外します
パッキンはないので、液体パッキン
交換します。
これでクランクを2回転回してテンショナーのボルトを締め付けて完成
PIT WORKの日産純正ベルトにはタイミングベルトにマークが書いてあるので
間違えなくてすみます。
あとは元に戻して終了。
全て組み付けたら、クーラントを入れて、エア抜きをして様子を見ます。
今回交換した部品。クランクシャフトのプーリーのトーショナルダンパにかなりの亀裂が
発見されたのでプーリーも交換となりました。
以上Y33グロリアのRB25のタイミングベルト交換レポートでした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。