ウォーターポンプの交換の基準
今までウォーターポンプの交換の基準って、結構曖昧なところがあったんですよ。
それが、この前ちょうど資料に書いてあったので、お伝えします。
まずはウォーターポンプの今までの交換の基準としては、
水漏れ、結晶化がポンプより認められたときでした
ウォーターポンプには、水漏れの確認ができる穴が開いています。
プーリー側とポンプの羽のインペラ側はメカニカルシールで覆われており、その循環も冷却水で行っているそうです
まずは著しい漏れがないかどうか?ベルトに冷却水がかかっているもの、
液化した冷却水がドレン穴より漏れ出しているものは交換の対象になります。
ベアリングより異音を発生しているものも交換します。
ベアリングの点検は念のため、駆動ベルトを外してプーリーを手で回してみるのがポイントかもしれません。
まあそこまでしなくても異音が出ていなければ大丈夫。
問題は、写真のような冷却水が結晶化したものが付着している場合。
従来であれば交換をお勧めしています。
冷却水の固体化が確認できたら、ペーパータオルを用意します。
このペーパータオルをドレンに押し付けます
続いて
交換の判定は、わずかでもペーパータオルが冷却水で濡れたら交換になるそうです。
ちなみにエンジンが冷えている状態で実施してください。
固形物がついてくるだけならば、問題はないというのが自動車メーカーの見解になっているそうです。
ドレンより結晶化したウォーターポンプが確認できたらやってみてください。
以上ウォーターポンプの交換の基準でした。
ウォーターポンプのコンディションを維持するには定期的なクーラントの交換に限ります。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。