車検に出したときに、整備工場から
「ワイパーゴムが切れているので車検に通らない。交換させて欲しい」
という旨の連絡をもらった。
ワイパーゴムが切れていると車検に通らないのかどうか?と、知り合いに聞かれたので、ワイパーゴムと車検について書いてみたいと思います。
まずワイパーゴムについての規定は道路運送車両の保安基準の審査事務規定にこのように記載されています。
この文章を解釈してみると、窓ふき器のブレードにあって、老化又は損傷により著しく機能が低下しているものはこの基準に適合しないものとする。と明確に書いてあるので、ワイパーゴムが切れて、機能的に問題が出ている場合は車検に通らないということになります。
ちなみにワイパーについてですが、まとめると
1、前面ガラスに備え付けなければならない
2、ワイパーゴムが切れている場合は車検に通らない
3、ウォッシャーとデフロスタが機能しないと車検に通らない。
ただし、デフロスタに関しては、車室と車体外とを屋根、窓ガラス等の隔 壁により仕切ることのできない自動車にあっては、 デフロスタは備えることを要しない。(保安基準第 45 条第 2 項関係)
ということになります。
ワイパーゴムと車検についての関係でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。