これってどう思います!?
ワイパーは本来ガラスの上で止まっているものですが、
これはボディにまで下がってしまっています。
これは雪国ではよくある現象なんです。
雪がたくさん降ると、雪の重みでワイパーがドンドン下がってしまうんです。
雪国では、冬に車を止めておく時に
ワイパーを上げてあるのを見かけたことはありませんか!?
あれはワイパーゴムとガラスの凍結を防ぐとともに
ワイパーを雪の重みで下がらないようにする役目を持っています。
まぁ、ワイパーが下がってしまったからと悲観的になることは
ありません。
こんなん簡単に直せまっせ。
では、ワイパーの位置調整を行って見ましょう!
そうすると12mmのナットが出現します。車によっては10mmのナットの場合もあります。
で、ナットを緩めたら、ワイパーアームをゆすりながら上に引っ張りましょう
そーするとアームがぽこっと外れてきます。
ナットを完全にとらない理由は、アームが突然取れて危ないのを
防ぐためです。
ようするにハンドルの交換と同じですね。
で、ナットをはずしてアームを取ります
矢印で書いてある部分が、縦溝のスプラインになっております。
アームをガラスの上に乗せて、大体の位置で合わせてナットを締め付ければ完了
簡単でしょう!?
ナットを緩めてアームを外すのに結構手間取ると思いますが、
ナットを緩めたら、少したたいて見るのもいいかもしれません。
要するに固着している部分を取り外すので、ひっぱたけば
固着が取れることもありますので
衝撃を少し与えてみましょう。
あんまり無理にアームをひっぱったりすると、壊れちゃうから
慎重にやってください。
ワイパーを自分好みの角度に合わせるなんてのもなかなかいいかもしれません。
錆びているアームは取り外した時点で速乾性のつや消しブラックを吹いてあげるときれいになります。
このスプレーがおすすめです。僕は最近これを使っています。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。