今年の冬は雪が多い!年内ですでに災害級の雪が降ってる地域もあるし、通行止めになっている道路も多数見受けられます。
うちも朝起きたらこんな風になってました。
今年度初の積雪です。しかも結構な勢いで降っているので、雪かきをしてもまた積もってしまいそう・・・・。
冬に車に乗って出かける予定がある人は、まだ間に合うので車を見直してみてください。
見直すべきポイントを上げてみます。
目次
絶対必須のスタッドレスタイヤ
真っ先に確認してほしいのはタイヤの状態です。
もし積雪地方に行くのであれば、スタッドレスタイヤの状態をチェック。雪が普段降らない地位であっても今年は積雪が良そう出来るので、最低でもオールシーズンタイヤを履いて移動しないと駄目だと思います。
もちろん溝があっても古ければだめです。
出来ればブリヂストンならVRX3やVRX2。ヨコハマならiG70かiG60。この辺りをチョイスしておけば間違いないと思います。
それより古いパターンになると、効きが若干落ちてくるので注意が必要です。
バッテリーが弱ければ交換を!
次に見直したいのがバッテリーです。
もう3年も使ってるよ。という人ならば交換を考えてもいいと思います。
詳しくはバッテリーチェッカーを当ててみないとわからないものの、外気温が下がると比重も下がり、バッテリーの性能がフルに発揮できません。
昨日はエンジンがかかっていたのに、今朝はエンジンがかからないということが往々に発生します。
古いバッテリーは交換。交換するのがためらってしまうのならジャンプスターターを買っておく事。
スマートキーの電池も交換しておく事
ついつい忘れがちなのがこちらもバッテリー。
スマートキー搭載車の場合、中に入ってる電池が弱くなってくると、キーを認識できなくなってエンジンがかからなくなります。
早い車だと1年足らずでキーの電池が弱くなる車種もあります。
僕は家中の車、毎年年末に全部交換するようにしています。
これはメインキーの他、スペアキーもです。毎年決まった年末に交換するので、交換した時期もわかりやすいし電池切れで困ることもありません。
最近電池を換えたことがないなという人は絶対に交換しておく事。
オイルとクーラントの状態もチェックしておくこと
ここからはエンジンの状態をチェック。
気を付けないといけないのはクーラントの状態。まあ未だかつてクーラントの状態をチェックしてみて交換してなくて錆びていたとしても、著しく不凍効果が失われているものはありませんでした。
しかし、クーラントは不凍液と呼ばれているだけあって、濃度を超えた寒波が来ると凍り付きます。もしエンジン内部のクーラントが凍ってしまうと、エンジンが壊れてしまう。
スーパークーラントになってるので、ある程度長寿命化されていますが、濃度をチェックすること。
そして、もしオイル交換の時期に来ていたら、使用できる粘度の中でも低粘度タイプを選んでおくのがベストです。
オイルを低粘度タイプにすると、始動性も良くなるし燃費も良くなります。
ワイパーをスノーブレードに交換を!
もし、朝起きてこんな状況になっていたらどうでしょう?
雪が吹雪いていると、ノーマルのワイパーだとすぐに凍り付いて動かなくなります。
吹雪いた天気の場合、スノーブレードに交換しないと駄目なんです。
ワイパーの関節をゴムで覆って保護しているので、凍り付かず安定して雪や雨をぬぐってくれます。
持っていない人はスノーブレードを買って交換しておいてください。
車に積んでおくと便利な冬のグッズ
ここからは車に積んでおいてほしいなと思うグッズの紹介。
まずはジャンプスターター。万が一バッテリーのパワー不足などでエンジンが始動できない時に便利です。
ジャンプスターターにも種類があります。純粋にエンジンを始動させたいのであれば、コンデンサ型をお勧めします。
こちらが一番パワーがあり、事前に充電が不要なため車に積んでおけば安心です。
Autowit Super Cap2 ジャンプスターター スーパーコンデンサ搭載 リチウムバッテリー無し 事前充電不要 高…
事前に充電が必要ですが、モバイルバッテリーとしても使えるので、リチウムイオン電池やリン酸鉄リチウムイオン電池を内蔵しているタイプも便利です。
ハチハチハウス ジャンプスターター ITO-16000 安全な リン酸鉄 リチウム電池 LiFePO4 12V 大容量 16000mAh…
エンジン始動以外にもスマホの充電などにも使えます。
いざという時はジャンピングのアシストにもなる。ただし、年数が経過するとどうしても内部の電池が劣化するのでエンジンがかからない時もあります。
そして解氷スプレー。車を暖機しなくてもあっという間にフロントガラスを解かしてくれるすぐれものです。
フロントガラスにお湯なんかかけちゃだめですよ。今の時代。
あとは車の中に若干のサバイバルセットを積んでおくのがベストです。もし高速道路で前のような大渋滞が発生した場合、車内で何時間か過ごさないといけません。
サバイバルセットにはアルミシートが入っていたり(暖を取る為)、食料や水、簡易トイレも入ってます。
一番気を付けてほしいのは、ホワイトアウトが発生するくらいの猛吹雪が発生したら絶対に外へ出ないこと。数メートル先の車に戻る前に遭難してしまう人も出るくらい、ホワイトアウトは恐ろしいです。
今の日本はどこでいつ何時、大雪による災害が発生してもおかしくないので、準備をしておく事がベストです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。