ワゴンRです。始動性がものすごく悪いらしくて、
冷感時にまともにエンジンがかけられないという
エンジンが温まっていれば、問題なくつかえるそうです。
実際に、入庫したときは症状がでませんでした。
しばらくエンジンを冷やしてトライすると
症状が出た
セルを回しても上手く火が入らないような感じです。キュルルルルキュルルルって
なんとなく原因はわかったけれど、確証を持つためにOBDⅡをつないでモニタリングする
やっぱり。エンジンが完全に冷えているのに、ダイアグをつないで各センサーをモニタリングすると、
水温センサが71度という値を指している。
更にエンジンを冷やして確認してもやっぱり水温は70度を指している。
これが原因ですね。
水温が高いとECUが認識しているから、燃料を薄めに噴射しているんでしょう。
なので冷感時にうまくチョークが効かないということだ。
ということで水温センサを交換することになりましたが
というか、このサーモスタットが入っているブロックのなかに水温センサが組み込まれているのでセンサーだけで外せない
ちなみに、水温センサを交換にふみきった理由はもう一つ。
センサのカプラを外した状態でオープンにする。
そうすると水温は-40度という制御になります。この状態でクランキングすると多少エンジンがかかりやすかった。
なのでセンサーが壊れていると判断しました。
ダイアグの水温センサのカプラーを抜いたときの故障コードを消して、モニタリング。
エンジンをかけると症状はなおっていました。
ワゴンRでMH21Sの冷感時にエンジンの始動性が悪い故障でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。