ワゴンR MH21S
ウォーターポンプからクーラントがもれているのが発覚して交換することに。
ちなみにこの車はターボを搭載している。
作業指数は
NA 2,9時間
ターボ 4,7時間
となっております。4,7時間も果たしてかかるのだろうか?レッツエンジニアリング
ワゴンR MH21S ターボエンジン
ウォーターポンプ交換。
とりあえずフロントバンパーを外さないと手がでない
グリルから外す。
続いてバンパー
これで準備完了。
オルタネーターベルトとエアコンベルトを外します。
バンパーが外れていると真に作業がやりやすい
ちなみにウォーターポンプはこのエアコンなどの奥にあります。
ターボも邪魔している
とりあえずエアコンのコンプレッサーの12mmを3本外して車体側からエアコンの配管をつなげた状態で
邪魔にならないところへ
ウォーターポンプが見えてきた。
とりあえずガンガン外す。エアコンコンプレッサーを止めていたブラケット
当然クーラントも抜いておきましょうね
下のホースも外す
ウォーターポンプはこのようにエンジンブロックに12mmのボルト4本で止まっています。
上の2本を外すにはターボを外さないと駄目だということらしい。これで作業時間が4,7時間となっております
このターボのインレットパイプを外せばいけそう。
ネジは2本。10mm。
が、しかしこのネジを抜くだけの隙間がない。
うーむ困った。
上から見た図です。ターボのインレットパイプは手前側がウォーターポンプが邪魔をして
抜けません。なので、奥の一本だけを抜いて、手前を出来るだけ緩めて
パイプを手前へ少し動かす。
これで隙間ができるからウォーターポンプのネジを外します
抜けて来るウォーターポンプ
ここまでの作業で1時間もかかってません
ターボのインレットパイプもこれで外せるので、ガスケットだけは新品へ
新品のウォーターポンプへ古いポンプから配線のクリップを移植
もう少し
ウォーターポンプのガスケット
新品を取りつけます。
順番を守らないといけない。ウォーターポンプをつける前に、ターボのパイプの手前側のネジを軽く
つけておくこと。ポンプをつけたらネジを挿入できなくなります
装着。
元に戻していく
合体
ベルトも新品へ
バンパーをつけてクーラントを入れる。
エア抜きをしっかりして漏れがないことを確認して終わり。
ワゴンRのウォーターポンプ交換でした。
ディーラーに出すと工賃が軽く3万円は取られます。
ちなみにこの年代のスズキ車は従来通りのエア抜きではダメです。
きちんとしたエア抜きの道具でエア抜きをしましょう。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。