こんな感じでポンチの先っぽをバルブガイドにさしこんで、エアーのチャックをポンチごと打つと
ステムシールがガイドに装着される
F6Aのステムシールは手で押し込んでも入るくらい簡単。最後は確実にガイドに着座させること
続いてバルブを装着します。バルブは間違いなく同じ場所に戻さないとだめ。
じゃないと圧縮を保てなくなります
バルブスプリングコンプレッサーでバルブスプリングを圧縮させて、その隙にコッターを入れる
恐ろしくやりにくいです。わが社のコンプレッサー。ここでかなり時間がかかってしまった
何だかんだ言って、何とかバルブを全て取り付けました。続いてインテークマニホールド・エキゾーストマニホールドを
装着します
これでシリンダーヘッドをブロックと合体させる
ちなみに最初は50パーセントのトルク
続いて80パーセントのトルクで締めたあと、完全に戻す。
そしてまた80パーセントのトルクで締めて
最後は規定トルクで締め付ける。
カムがきちんと収まったら、1番、3番、5番のカムキャップを締めてそれから2番と4番をしめる
という順番とマニュアルに書いてある。
これも規定トルクで締める
これで一応復元しました。ヘッドをつなげてタイミングベルトをかけてバルブクリアランスを調整
する必要が出てきます
1番圧縮上死点で
1番のインテーク・エキゾースト
2番のインテーク
3番のエキゾースト
そのあと180度回して
2番のエキゾースト
3番のインテーク
のバルブクリアランスを調整。
ようするにカムシャフトのカム山がロッカーアームを押していないところを調整していく
バルブクリアランスを調整して今日はココまで。お客さんの接客やらで作業が思うように進まないけれど、
もうじき火が入る。次にデリカのタイミングベルトつき車検が入ってきているからぐずぐずもしていられない。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。