ウイングロードがエンジンかからないということでレッカーされてきました。
初爆がなくて、セルモーターは回るけれどかかる気配がありません。
走行距離は15万キロオーバーで、基本的なメンテナンスはされています。
消耗部品は一通り交換されていて、何が原因だったのかというとこちら。
燃料ポンプです。
リヤシートを外せば、サービスホールがあるので燃料タンクを下さなくても交換は可能です。
とはいえ、15万キロで燃料ポンプが寿命を迎えました。
この寿命を長いと考えるか、短いと考えるか?
個体差はあるでしょうけど、トヨタのプロボックスなんかは20万キロを超えてもポンプは普通に動いている車が多いです。
ADなどの貨物と同じ部品を使ってるであろう、ウイングロードならもうちょっと耐久性があってもいいんじゃないかなと。個人的にはそう思いました。
こちらも後輩整備士が治してくれました。
昔の車なら10年10万キロでポンプが壊れたものもあるので、それを考えるとまあ妥当なのかもしれません。
もちろんリコール対象になってるデンソーのポンプじゃないので。
燃料ポンプも15万キロくらいで一度交換しておいた方がいいという例ですね。
燃料系のメンテナンスは限られてるので、定期的に燃料添加剤を入れることをお勧めします。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。