このバッテリーのマークをした警告灯は何か?
これは充電警告灯です
車には様々な電気が使われており、燃料噴射をしたり燃料ポンプを動かしたり、
今のインジェクションはバッテリーの電力なしでは車は動きません。
ですが、バッテリーがからになったら走行ができなくなってしまうので、オルタネーターという交流発電機を
備え付けて、エンジンの駆動でオルタネーターを回して発電してバッテリーに充電をしています。
その充電系統にトラブルが起こったときに点灯するのが充電警告灯です。
充電警告灯が点灯する原因はただ一つで、バッテリーへ適切な充電がされていないということになります。
この警告灯が点いたら、あとはバッテリーに残っている電気を使い切ってしまえば
走行不能に陥ってしまう厄介な警告灯です。
原因として考えられるのは、オルタネーターの故障。
もしくはオルタネーターベルトの破損といったところでしょうか?
~対策~
とりあえず対策として考えられるのは、この充電警告灯が点灯したら、エアコンやヒーターなどを止める。
オーディオもできれば止める。とにかく電気を使わないようにします。
バッテリーが元気な状態であれば、走行不能になるまでに最寄りの整備工場へすぐに向かいましょう。
もしバッテリーがヘタっているものであれば、ヤバイところで止まらないように
安全なところに車を止めて、整備工場へ連絡してレッカーを要請します。
この警告灯で僕の親戚は2回も走行不能に陥りました。
充電警告灯のお世話になりたくないのであれば、きちんとしたスパンでオルタネーターのベルトを交換すること。
オルタネーター(発電機)。新品は高価なので再生品のリビルトに交換するのがオススメ
10万キロを走破したならオルタネーター自体をリビルト品などへ交換すること。
この2つを気をつけていれば、そうそう充電警告灯の被害に遭うことはありません。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。