エキゾーストブレーキインジケーターランプともいいますです。
これは排気ブレーキ表示灯です。
これは三菱キャンターで使われている警告灯です。
三菱のキャンターで撮影しましたが、一般的な大型トラックはほとんどこのマークで統一されているんじゃないですかね。
最初に排気ブレーキの説明から。排気ブレーキっていうのは、大きなトラックなどに装備されている補助ブレーキの一種です。やはり荷物を積んだりして走るので、ブレーキには負担がかかります。
そこでブレーキの補助として排気ブレーキ(エキゾーストブレーキ)というものが使われています。
構造は、アクセルをOFFにしたときに意図的にマフラーを塞ぎます。
そうすると、排気ガスがエンジンの方へ逆流していき、再びエンジンへ戻されます。
そうするとどうなるかというと、排気圧力が高まり、エンジンの内部抵抗が増えそれが強力なエンジンブレーキになるわけです。
排気ブレーキの仕組みはとてもシンプルです。赤マルをしてあるところにシャッターがついていて、条件になると、シャッターを閉じるわけです。
以上が排気ブレーキの仕組みです
~対策~
この排気ブレーキ表示灯が点灯したらどうなるか?
これは、作動しているという意味合いで点灯するので警告灯ではありません。
特に問題はないんですが、万が一表示灯が点灯しているのに排気ブレーキが体感できないのであれば排気ブレーキが故障している可能性がありますので
整備工場へ早めに持っていきましょう。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。