最近増えてきましたね。
これは電子制御パーキングブレーキ作動警告灯です。
写真はホンダ車で使われている警告灯です。
この警告灯は、ホンダのヴェゼルハイブリッドにて撮影してきたものです。
シフトレバーの下にあるのが電子制御パーキングブレーキのスイッチです。
ヴェゼルのサイドブレーキは、従来のワイヤーを介した機械式から、モーターを駆動させて電子制御でリヤブレーキを効かせるものになっています。
リヤのブレーキキャリパーの横に、電子制御のアクチュエーターが取り付けられています。
ワイヤーではなくて、モーター駆動でリヤブレーキを効かせる仕組みです。
電子制御パーキングブレーキ作動警告灯が点灯、点滅する原因は
①パーキングブレーキが効いている
これは当然です。パーキングブレーキが効いているからそれをオーナーに知らせるためのモニターランプとして働いているわけです。
②走行中パーキングスイッチを引き続けたとき
これこそ電制パーキングブレーキの存在価値があります。通常走行時にパーキングブレーキをかけるなんてことはほとんどありえません。ブレーキが効かないからサイドブレーキで車速を落とすといった緊急事態のみです。
こういった使い方は、誤操作ということで警告してくるわけです
③ブレーキペダルを踏まずにパーキングスイッチを押したとき
つまりこの警告灯は、きちんとパーキングブレーキが効いているときにも点灯するわけです。
しかしトラブルの時でもインジケーターになっています。
~対策~
この電子制御パーキングブレーキ作動警告灯が点灯して、異常を知らせているときは
他の警告灯も点灯していることが多いです。
一番関連性が高いのは
この警告灯と一緒に点灯したときは、電子制御パーキングブレーキが使えないことがあります。
いずれにしろホンダに持ち込んで早急に点検してもらいましょう。
あと電子制御のパーキングブレーキシステムは、バッテリー上がりのときは作動しません。
そこは気をつけるようにしましょう。
機械式じゃないと不便な場合もあるわけです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。