Categories: 各種警告灯

ブレーキパッド残量警告灯

ちょっと変わったマークの警告灯ですね。
これはブレーキパッド残量警告灯です。

正式名称にすると

ディスクブレーキウォーニングランプ

といいます。一般的にブレーキパッド残量警告灯と呼ばれています。

写真は三菱ふそうのキャンターで使われている警告灯です。

ブレーキパッド残量警告灯というだけあって、この警告灯はブレーキパッドの残量がどのくらいあるかをモニターしている警告灯になります。

主に2トン以上の大きさのトラックに取り付けられている警告灯です。
外車にもついていますが、それぞれマークが違ったりします。

このブレーキパッド残量警告灯が点灯したということは、ブレーキパッドが摩耗している可能性が考えられます。

~対策~

百聞は一見に如かずで、画像を見てみましょう。


黒いのがブレーキパッドです。そこに赤マルをしてある部分ですが、ブレーキパッドセンサーが取り付けられているのがわかります。

ブレーキパッドが減ってくると、このセンサーも一緒に削れていく仕組みになっています。

このセンサーが削れてくると、中の金属がむき出しになってブレーキパッド残量警告灯を点灯させます。

詳しい回路がわからないんですが、パッドセンサーの金属部分がブレーキローターにアースして落ちるために警告灯が点くのか、それとも、パッドセンサー自体を削って、1本の接点を削って2本になったら点くのかのどちらかだと思います。


これは錆びて使い物にならなくなったパッドです。パッドセンサーが内側まで飛び出ているのがわかります。
ブレーキパッドが減ってくると、このセンサーも一緒に削れる仕組みです。

つまりブレーキパッド残量警告灯が点灯してしまったら、物理的にブレーキパッドが減っているということ。

ブレーキパッドを交換すれば一安心ですが、警告灯が点灯してしまった場合はブレーキパッドセンサーも交換しないといけません。結構高い部品です。

警告灯は最初は点いたり消えたりといった感じですが、減ってくると点灯しっぱなしになります。
警告灯が点灯しっぱなしになったらすぐに整備工場へ持ち込んでください。

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MHO

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