バモスやホビオ、アクティでいつの間にかウォッシャー液がでなくなった・・・。
こんな相談をたまに受けることがあります。
話を聞いていると、その前にバッテリーを交換したとのこと。
バッテリーを交換したらウォッシャーが使えなくなる?これはいったいなぜか?
そもそもバモスやホビオ・アクティでウォッシャーが出ないというキーワードの時点でピンとくる整備士は多いはず。
それもそのはず、この3車種についてはバッテリーの搭載位置に問題があります。
なんとバッテリーの場所がウォッシャータンクの下にあるのです。
すごい場所にバッテリーがあるでしょう。
バッテリーを交換するために、ウォッシャータンクを外さないといけないのです。
この一連の動作を見ていただくとわかるように、ウォッシャーモーターの配線が外れやすい。つまり、バモス・アクティ・ホビオの3車種でバッテリーを交換した後にウォッシャー液が出なくなったという時、
「配線が抜けている」
という原因が考えられます。
逆を言うと、この3つの車種でバッテリー上がりを起こしてしまうとリカバリーが大変だといえます。早めにバッテリー交換をするようにしましょう。
バモス・ホビオ・アクティでウォッシャー液が出ないという意外な原因でした。
見極めは、ウォッシャーを操作して耳を済ませます。普通ならウォッシャー液が空であってもモーターの
「ウィーン」
音が聞こえるはず。この音すら聞こえないということはかなりクロであるといえます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。