車を中古で買い替えた時やっておきたいオイルメンテナンスやお勧めの添加剤など紹介

新車で車を買い替える時って、慣らし運転など気を付けることがあります。新車は全てが新品です。エンジンもミッションも。まだ誰も使っていないわけで、新品のエンジンやミッションを慣らしていくということ。

中古車を買った場合はどうか?新古車のような中古ならいざしれず、走行距離がそれこそ1万キロ台のものもあれば10万キロこえているものもあります。

分解整備記録簿がのこっていたとしても、前のオーナーがどのような使い方をしてきたかが分かりません。

そこで、中古車は一度車の状態をリセットするということと、車を自分の使い方に合わせるように馴染ませていく作業が必要になります。

中古車を買ったらオイル類はすべて交換するススメ

中古車を買ったら、最初にやりたいこと。それは油脂類の総とっかえです。

エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、ブレーキフルードやクーラント。あとはパワステフルードなども。

何故油脂類を総とっかえするのかというと、中古車を買う時に納車整備をしてもらったとしても、お店によってはオイル交換だけをして渡してくるところもあります。

その他の油脂については今までいつどこで交換されたかが不明の為、油脂類の交換距離を一度リセットさせるという意味も込めて、交換をお勧めします。

最初のオイル交換で遅効性フラッシング剤を使う

買った中古車が、今までオイル交換をサボり気味だった可能性だってあります。納車直前に交換してもらったとしても、中にスラッジが堆積している場合も否定できません。

なので、中古車を買って最初のオイル交換の時に遅効性のフラッシング剤を使うことが効果的です。

即効性のフラッシング剤を使うと、素性のわからないエンジンだとダメージを与える可能性があります。

ゆっくりとエンジンの汚れを落とす遅効性のフラッシング剤がお勧めです。

スーパークーラントには一度クーラントブースターを!

買った中古車がスーパークーラントを使っているのなら、性能向上剤を入れると、回復します。

スーパークーラントの交換時期がまだ先の場合、一旦リセットする意味を込めても効果的です。

ワコーズからもクーラントブースターが出ていますが、KYKのものでもOKです。OEM製品ではないかなと。

スーパークーラントに効果的な一本です。

2回目のオイル交換でエンジン内部を復活させよう!

最初のオイル交換で、エンジン内部の汚れを落としたら、2回目はエンジン内部の機能を回復させる添加剤を入れるのがお勧めです。

特に5万キロ以上走っている車や、10年以上経過している車に関しては、エンジン内部のピストンリングにスラッジが溜まったり、オイルシールが硬化してきています。

これら気密性を復活させたり、オイルシールの性能を復活する添加剤を入れると、これでエンジンは準備完了です。

ミッション・デフはオイル交換をすればOK

ミッションやデフは新油に換えればOK。

特にATは今まで交換されているかどうかがわからない場合、ATラインを洗浄しながら交換ができるタイプのオイルチェンジャーを持ってるお店で交換してもらうのがベスト。

うちの会社も使っていますがトルコン太郎というチェンジャーはお勧めです。一旦オイルチェンジャーでろ過させながら新油を入れていくので、詰まった汚れが引っかかるというトラブルが起きません。

フューエルワンを入れて燃料系統をリフレッシュ

燃料系統でできるメンテナンスは限られているので、フューエルワンを2~3回連続投入をするのがお勧めです。

燃料タンク、燃料ポンプ、燃料ライン、インジェクター、噴射されているポート。この辺りまでフューエルワンで洗浄をしてくれます。

燃料ポンプの交換は、ある程度の不具合が起きてからするので、それまでのメンテナンスというとフューエルワンなどの添加剤がお勧めです。

予算があればエアコンにも添加剤を

もし予算があれば、エアコンもシャキッとさせたいものです。

このパワーエアコンプラスを添加すると、コンプレッサーの能力を復活してくれます。高性能なコンプレッサーオイルで、各部Oリングの機能も向上するため、ガス漏れ防止にもつながります。

コンプレッサーのフリクションロスにもつながるので燃費も上がるし、冷却能力も上がるのでお勧めです。

ガスが減っていなくても、このパワーエアコンプラスを一旦添加するというのがお勧め。

これらのメンテナンスを一気にやれるのならそれはそれでいいんですが、順番にやっていくということでもいいと思います。

とりあえず全ての油脂の交換がわってからだと安心して回せますから。

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