三菱のミニキャブバンですが、このたびリコールが出たのでブロアモーターを交換することになりました。
対象となるのはミニキャブのU61V、U62V、U61W、U62Wの型式で、2007年11月30日から2011年7月5日までの間に製作された車です。車体番号などの詳しい情報は
こちらより車体番号などを打ち込んで検索することができます。
それではミニキャブ・タウンボックスのブロアモーターのリコール作業をご覧ください。
まずはこのリコールの主旨ですが、説明によると材質の悪いモーターのブラシを使っているためにさいい風量で使うとブラシの摩耗が激しくて、最終的には動かなくなってしまうということ。
これを受けて、対策品のブロアモーターに交換します。
ブロアモーターはグローブボックスの奥に取り付けられています。
下から覗くとこんな感じで横から取り付けられています。このブロアモーターをまずは目視で点検。
これが対策品と対策前の部品です。右側のステッカー部分がグレーのブロアモーターは対策前の部品ですので交換が必要です。
ですが、ステッカーがグレーのものでも
この図のように、ブロアモーターの先っぽに黒いキャップが取り付けられているものは対象品外となるので、交換が不要になります。あくまでも、ステッカーがグレーで、黒いキャップが取り付けられていないブロアモーターを交換する流れになります。
グローブボックスを取り外せば真横からアクセスできます。ネジ3本とカプラー1つ。
交換はとても簡単で、DIYでも余裕です。
ブロアモーターを取り外した図
あとは、三菱から配布されている対策品のブロアモーターを取り付ける。
逆の手順ですね。簡単な部類です。
終わったらリコールナンバー3434のステッカーを運転席のドアストライカーの下に貼る。あと、助手席のドアのヒンジのピンの部分に白か黄色でマーキングをする。
以上でミニキャブのブロアモーターリコールは終わりです。簡単です。
もしリコールが出る前に、ブロアモーターを交換したことがある記憶がある人はディーラーに問い合わせてください。部品代を返金してくれるようなことを聞きましたので。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。