サンバーのTT2です。
Rrエンジンの純スバルの軽トラックで、未だに根強い人気があります。
うちのお客さんでも商売で使っている人が何人かいますが、よく相談されるのが
「ラジオがならなくなった」
というものです。
当時のサンバーに付いていたラジオっていうのは、スピーカー内蔵タイプです。
年式のもっとも新しい最終型後期になると、AM/FM切り替えができるタイプになってます。ラジオがならないの大半が音が出ないというもの。
電源は入ってチャンネルは変えられるけど、音が全くでない。おそらくスピーカーなどがダメになっているわけで、本体ごと交換しないといけなくなります。
ただ、純正ラジオは生産を終了しているのです。
じゃあ違うオーディオをつけてあげればいいじゃん!ってなるんですが、もともとのラジオが本体にスピーカーを内蔵しているタイプなので、たかだかラジオの修理でもスピーカーが車に付いてないので、つけてあげないといけない。
結構なお金がかかってくるのです。
そこまでお金をかけたくない・・という人に提案しているのが中古のラジオに付け替えるというもの。その場合流通しているラジオを取り寄せることになるので、AMしかならないバージョンになるかもしれない。
今回もAMだけでもなればいいということなので、中古ラジオにつけかえることに。
サンバーのラジオ交換。
まずはこの小物入れを引っ張って外します。こじらなくても手で引っ張れば外れる。
続いてその上のパネルをこれまた手で引っ張ります。内張りはがしはあったほうがいいけどほとんど素手でいけます。
そして大元のパネルをはがします。全部クリップどめです。ネジはつかわれてません。
あとはラジオのネジを外す。4本です。
アンテナ線はクラッチペダルの上辺りで固定されています。
ステーを付け替える。
あとは付け替えるのみ。
前期型と後期型の違いです。FMに切り替えられるかどうかが追加になっているだけです。
サンバーには純正オーディオキットがあって、ドアの内張りに取り付けるタイプのスピーカーもあります。ちょっとグレードアップを狙ってスピーカーを後付けすれば、選択肢は広がりますね。
ラジオの交換費用は、中古で仕入れが1500円だったので、取り付け工賃込みで3000円にさせていただきました。
仕入額によって変わってきますね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
TV・TTをイジって、最初に驚いたのが、アンテナ線のカプラーでした。変なところで接続しているので、社外のオーディオだとアンテナ線が届かず、慌てて50センチほどの延長コードを買いに走ったことがありました。
あのアンテナの洗礼を受ける人は多いですよね。僕もそうですけど(笑