スバルのサンバー。
型式TT2というモデルです。この車には後付けで純正タイプのエアコンフィルターを取り付けることができます。
今回久しぶりに取り付けしたのでレポートします。
スバルのサンバーTT2。これは軽トラックです。
他のメーカーは、エアコンフィルターを取り付けることができない形状をしているモデルもあります。TT2は後付けできるのが素晴らしい。
これが部品です。サンバーTT2のエアコンフィルター取り付けキット。
まずはグローブBOXを外します。
BOXを開けると右下部分にピンがあります。そのピンを引っ張れば下の方からグローブBOXが外れます。
続いてエアダクトを取り外しにかかります。ネジが4本とワイヤーを1本外す。
10mmのネジです。
左右に2本ずつ。合計4本。
続いて内気・外気切り替えのワイヤーを外します。
取り外したエアダクト。ここにエアコンフィルターを取り付けます。
カッターでエアコンフィルターが入る部分を切り取っていきます。
切り落とした図です。
エアコンフィルターを入れます。
蓋なども全て付属しています。
エアコンフィルターの蓋を抑えるステーを取り付けます。
ステーをビスで固定します。
あとはクリップで蓋とステーを固定する。
完成。車両に戻す。
エアコンフィルターが外気導入口からエバポレーターへ行く途中に取り付けになります。
あとは逆の順序で戻す。
簡単です。
エアコンフィルターを取り付けるメリットは何か?
これはゴミや埃からエバポレーターを保護するという点が最大のメリットです。
エバポレーターは湿気を含み結露を発生させることがあります。ここに外気から導入された埃やゴミがくっついてしまう。
しまいにはエバポレーターのコアを埋め尽くすほどのカビが繁殖します。
当然エアコンはカビ臭い匂いになりますし、何よりエアコンの風量が弱くなってしまうのです。なので、エアコンフィルターを取り付けるメリットってかなり大きい。
ゴミをエバポレーターから守るだけで、エアコンのカビ臭さと風量を保護できる優れものなのです。
サンバーのエアコンフィルター取り付けキットは4000円です。DIYで簡単にできるのでオススメします。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。