実は前から気になっていたものがあります。実際に買って取り付けてみました。
それはタイヤ空気圧モニタシステムです。
僕が買ったのはこちらです。
この手の商品、かなりの数出回っていて値段ももっと安いものもたくさんありました。しかし、各レビューを見てみると、日本の電波法に引っかかるものが多数存在するみたいです。
その辺が心配なので、レビューよりも電波法に適合しているものを選んでみました。
このようにウェブ上で証明書の記載があるタイプ。
中身はモニターと配線。あとはセンサと工具です。
センサは各タイヤのエアバルブに装着します。そこから電波を飛ばしてモニターでキャッチ。今の空気圧状態を知らせてくれるものです。
高級車にはついてますね。車によってはタイヤの内部に組み込まれてるタイプもあります。今ではかなりお手軽に手に入れられるようになりました。
センサには取り付け位置が書いてあります。それを間違えないように。
中にパッキンが付いています。このセンサ内にボタン電池が1つ入っています。
工具を使ってセンサをバラせます。
センサを二つに分割して、内部のボタン電池を交換できる仕組みです。電池は4つ使われているわけですね。2年程度もつとは書いてあります。
目次
TPMSを取り付けてみた
センサの取り付けは簡単です。車のエアバルブキャップを外して、まずはワッシャを入れます。
ワッシャを奥までセットしたら、センサを装着します。
センサを取り付けている最中、エアがプシュっと出てくることがありますが、気にせず締め込んでください。エア漏れしているとダメです。もれなくなるまでセンサを締め付ける。
センサを取り付けたら、最初に入れておいたワッシャをセンサ側に、付属されているスパナで締め付けます。
これでセンサをロックして緩まないようにしているわけです。
見た目ちょっと大きめなバルブキャップだなという印象がありますが、ホイールキャップもはまります。
センサを取り付けるときに、エアバルブを掴んだりするので、できればバルブは新品に近い状態がいいです。劣化しているバルブだと手で触ったら亀裂が入ってエア漏れを起こすものがありますから注意。
4輪取り付けたら、早速情報がモニターに表示されました。
モニターの電源は内部にバッテリーを持っています。USBからも電源は取れますしソーラーでも取ることができます。
振動を感知しているのか、そのままじっとまつと勝手にスリープモードに入る。
スペース的な都合で、1DINのオーディオポケットに入れました。
奥に入ってるので見えにくいですね。
当然のことながら、センサを取り付ける前に各タイヤのエアーをエーモンのエアゲージで計測してみました。
誤差がどの程度あるのか?という点ですが、ほぼほぼ誤差はなし。センサは正確です。5kPaの誤差くらいです。
実際にパンクしたらどうなるか?
意図的にセンサを外して見ました。
すると、モニターは当然0になりアラートを鳴らし出しました。
自分で空気圧を設定できて、その数値を超えたときなどにアラートを鳴らすことができるようです。
奥さんの車に装着しました。自分が乗ってる車は異変には自分しか乗らないからすぐに察知できます。
ですが、奥さんは車の感覚に疎いのでこれを常備しておけばタイヤの状態がわかります。もうこれだけで絶大な安心感です。
あと問題は耐久性だけ。今のところこの値段でこれだけの性能を持ったTPMSが手に入ることに感激しています。耐久性に申し分なければ、超おすすめ品です。
サーキットで試しても楽しいかもしれないですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
アメリカ、ヨーロッパ、韓国などでは義務化されているTMPSですが…
車離れとか言われている昨今、温間・冷間どころか、自分の車の指定空気圧すら知らない人も多いですよね(;´д`)
早く義務化して欲しいところです。
このアイテム、車に乗り込んだらすぐにスリープモードから立ち上がるし、すごく安心感があります。これは純正装着されて欲しい所ですよね。タイヤにまつわる故障が一気に減ってくると思うんですよね。
目の前の数値で異常を察知できるから、いやでも空気が少なくなったら気にしてもらえます。