トヨタが開発してる電気自動車用マニュアルミッションの詳細がすごい

先日トヨタが電気自動車用のマニュアルミッションに関する特許を出していることがわかりました。

今日はその内容をさらに掘り下げてみたいと思います。

まず、電気自動車にはミッションはそもそも不要であるということ。

モーターは最初から最大トルクを発生する特性の為です。

それでもあえて、電気自動車用のマニュアルミッションを開発する意味は何か?

ドライビングプレジャーを考えての開発

不要なはずのミッション、しかもマニュアルで開発する目的はなにか?

いかにも今のトヨタらしい考え方ですが、電気自動車であっても運転する喜びを得るためなのが1つの理由となっています。

というのも、今の車は9割がオートマだったりCVTなりのクラッチペダルレスです。3ペダルのクラッチ付きマニュアル車なんか本当一部の車だけになってしまいました。

しかし、マニュアル車って、やっぱり車を操作している感覚が非常に強い。運転する喜びをAT以上に得ることができる。

そこに狙いをつけています。開発しているシフターはちゃんと反力も感じられるようになっているようなので、あくまで人の感覚を大切にしているのだなと。

クラッチモードとクラッチレスモードが選べる仕組み

これは新型のBRZですが、トヨタの電気自動車用マニュアルミッションは、クラッチモードとクラッチレスモードに切り替えができるようです。

つまりクラッチモードではちゃんとクラッチペダルまで操作すること。そしてクラッチレスモードでは、ペダルは無視してもいいということ。

さらに自動モードというものもあるようで、それは普通のギヤを操作しないで既存の電気自動車として使うこともできると。

渋滞の時は自動モードにしておくと運転が楽ちんで、かなり夢があるミッションですね。

おそらくがバイワイヤ技術で、クラッチペダルもシフトレバーも電気的なスイッチに過ぎないのかもしれません。

ですが、ちゃんとそこには操作感を与えている仕組みであるというところが素晴らしいと思います。アメリカで特許出願で、実装されるかどうかは未定ですけど、楽しそうですよね。

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