アルファードAGH30Wにチェックランプ点灯!P0741、P075B、P2757の原因は

エンジンチェックランプ点灯で入庫してきました。

DBA-AGH30Wのアルファード。

メーター周りをみるとこんな表示が出ています。

TCCもOFFになっている表示が出ています。

故障コードを読み取るとこんな状態です。

現在故障にあがっている、P0741、P075B、P2757。

これらのコードは何が壊れているのか?

P0741のコードは、自動車の診断トラブルコードの一つで、「トルクコンバータクラッチソレノイド回路の性能/固着」を示します。

P0741コードの意味

このコードは、車両のコンピューターがトルクコンバータクラッチ(TCC)の動作に問題があると認識していることを意味します。TCCは、自動変速機において、エンジンとトランスミッションの間の動力伝達を制御する重要な部品です。

P0741コードが発生する原因としては、以下のものが考えられます。

  • トルクコンバータの故障: トルクコンバータ自体が摩耗したり、故障したりしている場合。
  • TCCバルブの摩耗: TCCバルブが摩耗し、正常に開閉できなくなっている場合。
  • 内部トランスミッションの故障: トランスミッション内部の他の部品に問題があり、TCCの動作に影響を与えている場合。
  • ソレノイドの故障: TCCを制御するソレノイドに故障が発生している場合。
  • 配線系の問題: ソレノイドへの配線やコネクターに断線やショートなどの問題が発生している場合。
  • 変速機オイルの劣化: 変速機オイルが劣化し、TCCの動作に悪影響を与えている場合。 

P075Bの意味

P075Bのコードは、自動車の診断トラブルコードの一つで、「シフトソレノイドGの性能不良または固着」を示します。

このコードは、車両のコンピューターが、変速機内のシフトソレノイドGと呼ばれる部品に問題があると認識していることを意味します。シフトソレノイドは、変速機内の油圧を制御し、ギアの変速をスムーズに行うための重要な部品です。

P075Bコードが発生する原因

  • シフトソレノイドGの故障: ソレノイド自体が摩耗したり、故障したりしている場合。
  • 変速機オイルの劣化: 変速機オイルが劣化し、ソレノイドの動作に悪影響を与えている場合。
  • 電気系統の問題: ソレノイドへの配線やコネクターに断線やショートなどの問題が発生している場合。
  • 変速機内部の故障: 変速機内部の他の部品に問題があり、ソレノイドの動作に影響を与えている場合

P2757コードの意味

  • トルクコンバータクラッチ: 自動変速機において、エンジンとトランスミッションの間の動力伝達をスムーズに行うための部品です。
  • 圧力制御ソレノイド: トルクコンバータクラッチの油圧を制御し、ロックアップやスリップを調整する部品です。
  • P2757コード: このソレノイドの性能が低下しているか、または固着している可能性を示します。

と、このようにミッション内部の故障コードです。

このアルファードにはCVTが搭載されていて、ロックアップクラッチの構成部品の一部に強度が不足しているものがあります。

メーカーが保証延長を出していますので、これらの故障コードが出た場合速やかにトヨタへ連絡してください。

保証延長は新車を登録した日から11年です。走行距離問わずになっているので。

CVT保証延長について

トヨタの保証延長のページを見て、車体番号で保証延長にかかってるか調べてみてください。実費で修理するとなると相当な金額になりますので。そろそろ11年目を超えてくる個体があるので、気がついたらすぐトヨタへ連絡です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする