タウンボックスです。
U64W
エンジンはDOHCの4A30を積んでいます。
オイルが漏れていたのでタイミングベルト一式を交換することに
それが相当大変だったのですよ。
ちなみにターボもついています
タウンボックス U64W 4A30エンジン・ターボ タイミングベルト交換
もう何がって狭いところにDOHCをぶち込むものじゃない。とにかく作業がしにくいのです。
まずはアンダーカバーを外して、インタークーラーを外します
エンジンはカバーに覆われている。インタークーラーのエアダクトです
補機ベルトを外してクランクプーリーを外しにかかります。補機ベルトは2本
補機ベルトを張っているテンショナーを外す
クランクプーリーを外したらウォーターポンププーリーも外す
外したプーリー
続いてタイミングベルトカバーを外しにかかりますが、ベルトカバーが絶望的に抜きにくい
上からも攻めますが、全く話にならない。センターコンソールを外すことにした
センターパネルを外さないと作業がしにくい
冷却水のホース類を外さないとベルトカバーが抜けそうもない
ようやく外れたタイミングベルトカバー。1番圧縮上死点にして、ベルトを外しにかかります
各スプロケットを外して、オイルシールを交換する。
カムのスプロケットも工具が入りにくくて外しづらい
つづいてウォーターポンプを外す
新品へ
カムのシールなんか絶望的に交換しにくい
各シールを交換したら、テンショナーやアイドラーを交換
スプロケットを元に戻してベルトをかける
タイミングがあわせにくい
クランク
鏡に映してカムのマークがあっていることを確認
タイミングベルトに張りを与えて元に戻す
カムのオイルシールを交換したら6,7時間だって。そりゃやりにくいわけだ。
整備士にオーダーしたら、7~8万を超えて来る可能性もあります。
軽だと思ってもこんなにやりにくい車もあるんだなと思いました
タウンボックスU64W DOHC ターボのタイミングベルト交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。