シックネスゲージです。
シックネスゲージは何をするものか?
シックネスゲージにはこのように目盛りがついています。
目盛り付き。
シックネスゲージはこの板のようなものを使ってクリアランス、
いわゆる隙間を計測するツールです。
代表的なシックネスゲージの使い方はバルブクリアランスの測定。
いわゆるバルブの隙間ってやつね。
昔の車は走ってくるとバルブクリアランスが広がってきました。
だからメカニカルノイズが大きくなったんですよね。それを
調整ネジで締めるんだけど、その隙間にシックネスゲージを差し込んで
隙間を測定して、規定のクリアランスになるように調整するというものです。
これがシックネスゲージです。
今でもお客さんからエンジン音がうるさいっていわれると
油圧調整式のラッシュアジャスターはさておいて、
バルブクリアランスが測定できるものは測定して調整しています。
現場には必要なツール、それがシックネスゲージです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
バルブクリアランスの調整って、メガネとマイナスドライバーで調整出来るエンジンならやりやすいですが、シムタイプならかなりやりにくいですよね…。
さらに、インナーシムだと、かなり厳しぃ~感じですよねぇ~。
エンジンにもよるとは思いますけど。
ちなみに、サンバーはバルブクリアランスの調整ってとてもやりやすいエンジンだと思います!
サンバーのバルブクリアランスはやりやすくていいですよね