車の整備をしていると、ネジを回さないといけないところが非常に狭くて、手が入らないところがあります。
そんな時、ドライバーはかろうじて入ったりすると、ネジを回してそのままマグネットのドライバーでネジをそーっとくっつけながら持ってくる。
そんな綱渡り的なシチュエーションが発生します。
さすがにそういうのは何とかならないかと思って、工具を物色していたらいいモノがありました。
それがこちら。TONEのマグネタイザーという道具です。
これは通常のドライバーも磁力化して、ネジをくっつけることができるようになるアイテムです。
凄いのは磁力化を解除するのも自在な点。
プラス側に差し込んで擦ると磁力化。マイナス側へ擦ると無効化。
こういった形状をしています。
どれだけの効果があるのか、早速試してみました。
試したのは普通のドライバーです。
先端が磁石になっているわけでも何でもない、変哲もない古いドライバーです。
これにマグネタイザーを使って磁力化して、どの程度の大きさのネジを磁力でくっつけられるか?
普通のビスは簡単。
続いて頭が10mmのボルト。こちらも余裕です。
さらにはこちら。
頭12mmのボルト。こちらも余裕です。
最後はこちら。
頭14mmのボルト。
こちらもちゃんとくっついてきました。
なかなか 凄いなと思うのは、くっつける時にカチって音がしてくっつくんです。
元々普通の金属ドライバーに対してここまで磁力化が出来るのが凄い。
細かい作業をする前にはマグネタイザーにこすりつけてから作業すれば完璧です。価格も安いし、一つ持っていて損はない物なので、お勧めです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。