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特殊車両の整備

自動車整備士をやっていると、たまに特殊車両を整備するときがあります。
僕の場合は、特殊車両といってもたいしたことがありませんが、たまに入ってくるとドキドキ。
うちの工場で取り扱っている特殊車両というのは、ダンプカーやキャリアカー、タンクローリーなど。
それら特殊車両には、普通車とは違いやはり特殊な性能があるのでこまります。
例えばキャリアカーであれば、荷台を降ろしたり積んだり。ダンプカーであれば荷台を上げたり下げたりタンクローリーであれば、油圧ポンプで燃料を給油するための装置。
これらの装置も正常に動かないとやはり問題です。しかし、こういった車両は整備がとても難しい。
あるいみ重機の世界みたいなものですね。

先日もタンクローリーが入庫してきて、作動油が漏れて困るということで、作動油をつないでいる
ホースとタンク、それと作動油32番を交換しました。
しかし、一体これはどういう構造でどうなっているのかを勉強するところから始まる。
ローリーの説明書を見て、大体の概要をつかむ。なるほど、ミッションからローリーのポンプへ小さなプロペラシャフトから動力を得ているのか。で、ここの作動油は32~40番のものを使っている。
作動油の交換方法は・・・といったかんじ。

この間は福祉車両。これはテールゲートが電動で降りるタイプなんですが、これが動かなかった。
まずはこれも構造を理解してから。
テールゲートをを動かすためのセンサーが動いていない。どうやらドアのカーテシスイッチと連動しているみたい。
接点を磨いたらなおった。などといった具合で特殊車両の整備は面倒くさいし気を使う。
しかし、構造が理解できたときの達成感というものはなかなかに素晴らしいものがあります。
僕は特殊車両を会社で一番多く取り扱わされているので、ちょっとなれてきましたが気を使います。
特殊車両整備はなかなかに大変だったの巻きでした。

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