もう8割から9割くらいの人の必要な人は、スタッドレスタイヤの購入を済ませて履いていると思います。
今冬は局地的にドカ雪が発生しそうなスタートを切りました。
いきなり雪に見舞われると、とりあえず翌日にタイヤを何とかしなくちゃ!という人から注文の電話が黙ってても入ります。
スタッドレスタイヤが欲しい!と、黙ってても電話をくれる人がいるのですが、その人たちの殆どがサイズを認識していません。
タイヤにはサイズがあって、インチが違えばホイールにはまらないし、そもそもサイズが違うと車にも履けなかったりします。
今の軽自動車なら155/65R14というサイズがスタンダードです。
では、標準タイヤのサイズを調べて、そのサイズで注文をかければいいじゃないか?とも思いますよね?
これは半分正解で、半分は不正解。
例えば、軽自動車のターボモデルなどは165/55R15というサイズを履いてるものがあります。このサイズだとスタッドレスタイヤも高額なため、新車販売当時にインチダウンをしてる可能性が高いんです。
165/55R15だけど、装着してみたら14インチが入るので、155/65R14を履いているパターン。
厳密に外径などで車検云々の話もありますけど、夏の時期に車検を受ける車ならば、極端な話車検はノーマルタイヤで受けるので、多少の誤差よりコストを重視する場合がある。
雪国ではこのパターンも考えられるので、やはり実際のサイズを確認してからのオーダーをしないと、こちらも在庫になったら困ってしまう。
タイヤサイズによっては取り寄せになったりして返品ができないこともありますので。
ということで、うちのセールスマンには口酸っぱくノーマルタイヤサイズとスタッドレスタイヤのサイズを新車販売時の備考欄に記載しておいてくれ!と言っています。
が、守ってくれません。
しょうがないから、タイヤ交換のタイミングで1台1台確認して僕が手打ちでデータベースを更新しています。あとはバッテリーサイズも確認しておけば便利なんです。
自分のタイヤサイズが分からないという人は、トヨタならHPから確認が可能です。
他のWEBでもサイズは確認ができますけど、やっぱりメーカーHPが一番安心できます。
スタッドレスタイヤはスリップサインではなくて、プラットフォームがツライチまで減ったら機能を果たさなくなるので交換が必要ですよ。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。