高速道路でタイヤがバーストした。という一報を受けて、車両が運ばれてきました。
タイヤを確認したら、ものの見事にバーストしてます。
車両の整備歴をみてみると、腑に落ちない点が1つ。
この車はリース車です。
去年ノーマルタイヤを新品に交換したよなと。
タイヤの製造年月日を確認すると、2023年の第32週という記載があります。
高速道路でタイヤがバーストする原因って主に3つあります。
・外的要因
・タイヤの製造年月日が古すぎる
・空気圧不足
今回のタイヤに限っていうと、2023年製造なので鮮度は悪くありません。
タイヤの溝も残っています。
ではなんでバーストしたかっていうと、なんらかの原因で空気圧不足に陥って、スタンディングウェーブ現象が発生したんじゃないかなと。
万が一他のタイヤも同じような空気圧だったとしたら、バーストしていたのは1本だけに限らない可能性があります。
この1本のみバーストしたということは、途中で何かを拾ってパンクしてしまい、空気圧が低下してからのスタンディングウェーブ現象が発生した。
と、考えるのが正解かもしれません。
タイヤって命を載せる部品なので、TPMSは純正で採用して欲しいです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。