Categories: 足廻り

タイヤサイズの低扁平化

本日はタイヤサイズの低扁平化というネタでお話をお届けします。
すごいですね。最近の車。昔では考えられない程のタイヤサイズになってきています。
一昔前は60タイヤはスポーティだっ!なんて時代があったと先輩。
MHOが整備士になってからは45タイヤが流行ってる!
なーんて思っていたら、40とか35なんてとんでもない低扁平化がすすんできています。
当然インチもガンガンと拡大されています。

タイヤサイズが低扁平化をするのには、車のコーナーリング性能を上げる目的が一つ。
そしてやはり、現在のオーナー達は目が肥えているので、デザイン重視という目的もあると思います。
ミニバンのオデッセイなどでも225/45/18なんてサイズをはいています。
ミニバンなのに18インチの45扁平か・・・。凄い時代です。
低扁平化させると、タイヤが平らになるので、いわゆる路面との設置面積が大きくなります。
なのでグリップ力を向上させられる。ハンドリングがダイレクトになる。
初めて低扁平タイヤを履いた車を運転すると、水溜りに入っただけでハンドルが取られることに
かなり驚いた経験があります。

デメリットとしては、乗り心地が硬くなること。そしてやはり価格が高いということ。
ランニングコストがかかるということですね。大径ホイールを履いているということは、
ブレーキも大きなものを備えていることが伺えます。なのでインチダウンをしたくても、キャリパーが
ホイールに干渉してサイズを落とすことができないなんてことがあるのです。
逆に一昔前の車に、大径ホイールをおごってブレーキをそのままにすると、ホイールとブレーキの
すき間がでかすぎてなんだか、ちょっと虚しい感じがしたり・・・

いくらタイヤの価格が下がってきたと言っても、低扁平化されたタイヤは割高です。
そして寿命も驚くほど短くなります。あまり走行性能を期待しないのであれあば、低扁平化された
グレードは選ばない方がいいいかもしれないですね。
20インチも当たり前にごろごろ出てきていますが、タイヤが減ってきてしまったら、夏タイヤであれば
格安タイヤをチョイスしてもいいんじゃないかと思います。
タイヤはお金がかかりますからね。

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