自分でタイヤ交換をした後に、エンジン音が変になったから見て欲しいという依頼を受けてみてみました。
今時自分でタイヤ交換をする人は希少になってきました。
タイヤ交換後に異音がでるというのは、ホイールナットが緩んでいるとか、タイヤの脱着時にバックプレートを曲げてしまい、干渉しているとかそう言った類が多いです。
しかし、今回はそのいずれでもなく、びっくりしてしまいました。
車はキューブでした。
なんだかぱっと見ですでに違和感があるな・・・。と。
とりあえず異音を確認しようと、車に乗せてもらった瞬間に判明。何かがガーと引きずる音がします。
これはそもそもエンジン音じゃない・・・。
タイヤをよくみると・・・
そもそものサイズが155/65R14・・・・。いや、これは軽自動車のサイズでしょ。
絶対にタイヤ、キューブのじゃない・・・。
さらに良くみると・・・
ホイールに何やら削りかすがついています・・・。
どうでしょうか?見事なまでにキャリパーがアルミホイールを削っていますね。
随分削られてはいますが、まだまだガーガーと削れています。
これは最初に動き出すとき、相当な違和感があったと思うけど・・。そもそもこの状態でよくネジが締まってるな・・。
装着時に浮いてしまっていると思うんですけど・・・。
どうやら家にあるほかの軽自動車用スタッドレスタイヤをキューブに履かせてしまったようです。
原因を教えてあげると笑顔で去っていきました・・。タイヤ交換、不慣れな人はお店に依頼して下さいね。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。