トラックに乗ってる業者さんから、リヤタイヤが1本バーストしたという相談を受けました。
リヤはWタイヤなので、1本バーストしてもとりあえずは動かすことができ、乗ってきました。
そのタイヤがこの状態です。
相当ぐちゃぐちゃになっているのがわかります。
溝を見る限りはまだ使えそうな溝ですよね?それでもバーストしてしまったと。
タイヤのバーストって、もういろんな要因があります。
空気圧が不足してのスタンディングウェーブ現象だったり、タイヤ自体の劣化や損傷からくる内部のバーストだったり。
新しいタイヤでもなるし、古いタイヤだと尚更危険が上がります。
今回のケースを見ると、どうも内部から破損したようなふうに見受けられます。
タイヤってこのようにワイヤーが内部を通っています。この辺を損傷してしまうと、空気を抑えきれなくなってバーストを引き起こします。
溝が残っているとはいえ、古くなってきたタイヤはやっぱり10年くらいで新品にしておいた方が安全です。
ゴムが固くなってくる方がリスクが上がってきますからね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。