本日はちょっと見てほしいタイヤがあります。
このタイヤ、即交換しないとダメな理由があります。
それは一体どこか？
ここです。サイドウォールの部分が膨らんでいます。
もしタイヤがこのような状態になっていたら、即交換しないと非常に危険です。
サイドウォールが膨らんだらバーストするタイヤ
例えタイヤの溝があったとしても、サイドウォールに写真のような膨らみがあるタイヤは即交換しないと非常に危険です。
タイヤはゴムにワイヤーなどで作られています。
このようにサイドウォールが膨らんでいる場合、ワイヤーが切れてしまっているのです。
外したタイヤの内側を見てみるとこうなっています。
亀裂があります。
内側から破断しているのが分かります。
通常ならカーカスと呼ばれる部分が空気圧などに耐えるようにできています。それが破断しているため、空気が外部へ漏れ出しているのです。
人間で言うと内出血しているような状態ですね。
足の裏が内出血している状態で走れっていわれたらどうですか？
無理やり走ったら内出血から皮がむけて一気に大量出血につながることが容易に想像できます。
タイヤも同じことが言えるんです。
カーカスが破断しているので、空気を閉じ込めていられない状態にあります。静止状態の車は保持していても、段差を乗り越えたり高速などを走って内圧が高まると、一気にバーストする危険があるんです。
サイドウォールが膨らんだタイヤは即交換してください。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。