タイミングベルトをいろいろな車のものを交換していると、ふと気が付くことがある。
どうしてこうも太さが違うのかと。
太さというのはベルトの幅だ。幅が太くなればその分耐久性が増すのは言うまでも無い。車によってはなんでこんなにか細いベルトなんでしょうというのがたくさんあるのだ。
まずスバルの軽自動車。これは細い。ホンダの軽自動車のタイミングベルトに比べるとその太さは3分の2くらいしかない。ホンダの軽自動車のベルトは軽の中では一番太いと思う。
スバルよりはスズキと三菱。それにダイハツが太い。ホンダは軽自動車の中では一番太い
タイミングベルトを使っている。
これが普通車になるとまた変わる。レガシィなどの水平対抗エンジンのタイミングベルトはかなり太いのだ。これはなかなか切れないでしょうというくらい太い。
今はタイミングベルトを使っている車のほうが少ないけれど、水平対抗エンジンのものは太い。
タイミングベルトが太いとかけるのもちょっと大変な作業になる。細いほうがかけやすい。
あまり細いベルトを使っている車はやはり早めに切れてしまうことが多いかなと経験上で思う。
まあタイミングベルトの太さ云々をいうよりもオイル管理と水管理をしっかりしているエンジンでないと抵抗を食ってしまい切れやすくなるのは必死なのである。
一番最悪なのは材質だ。サンバーのTT2の初期型あたりに使われているタイミングベルトは切れやすい。
メクラの蓋を開けてベルトを確認して、歯の縫い目辺りに亀裂が走っていたらすぐに交換しましょう。
サンバーならタイミングベルトだけなら30分もあれば十分に交換ができますよ。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。