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タイミングベルトの劣化について。乗っていなくても10年たったら交換しよう

本日はタイミングベルトについて。今では使っているエンジンの方が少なくなってきました。が、まだまだ市場に出回っている車で使っているエンジンを載せている場合もあります。

このタイミングベルトの一番厄介なところは切れちゃうということ。基本的にゴムと繊維を織り交ぜたようなベルトなので劣化すると切れてしまう。

今のタイミングチェーンは切れるということはほとんど聞いたことがありません。ただ、タイミングチェーンは伸びることがあり、交換することになるとタイミングベルトよりも大変です。

話を戻してタイミングベルト。

こちらのベルトは10万キロ走っていません。が、年数が20年を超えているわけです。

背面に亀裂が入っているのがわかりますね。背面にこれだけ亀裂がはいっているということは、コマの部分はもっと状況がやばいことになっているのが想像つきます。

ゴムホースや他のベルトと同じで、経年劣化して硬くなってしまいます。なので、距離を乗っていない車であっても時間がかなり経過している車は交換をしたほうがいいのです。

10年10万キロ。これがまず一つの目安です。

ただ年を入れるなら10年7万キロ程度で交換に踏み切った方が安全です。走行4万キロ程度で切れちゃった車もあります。

ベルトの材質や、作りなどで寿命が左右されますが、切れちゃうとエンジンに深刻なダメージを与えてしまうので先を見据えて交換するようにしましょう。

新品と劣化したベルトは手触りが全然ちがいます。劣化したベルトはかなり硬化しているのが触ってわかりますから。

鮮度は大事です。タイミングベルトは10年10万キロ、もしくは10年7万キロくらいで交換するようにしましょう。

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