遅効性フラッシングオイルはどの程度効果があるのか?走行1700km時点でのオイルの状態

エンジンオイルのフラッシング剤には大きく分けて2つの種類があります。オイル交換の直前、古いオイルに混ぜて使う即効性のフラッシング剤。

交換後のエンジンオイルに混ぜて、次回オイル交換までの間にじわじわと汚れを落とす遅効性フラッシング剤。

5月にオイル交換をしたときに、ワコーズの遅効性フラッシング剤を入れてみました。

そこから2ヶ月弱で走行距離1700kmに達しましたので、エンジンオイルの状態がどうなっている経過観察してみます。

軽ターボのシビアコンディションは2500kmでオイル交換!

軽自動車でターボエンジンに関しては、シビアコンディションで2500kmごとにオイル交換が推奨されています。

乗用車のNAの場合、最長で15000kmまでオイル交換しなくてもいいという事を考えると、6分の1の距離になります。それほど軽ターボエンジンはエンジンにとって過酷な状況下にあるといえます。

排気量が少ないので、エンジンは高回転を多用するしターボの油路が狭いので、オイルがとても重要な軽ターボエンジン。

遅効性エンジンオイルフラッシング剤を入れて、どの程度汚れが落ちているのか?

遅効性フラッシング剤を入れて1700km走ったオイル

2ヶ月、1748km走った時点でオイルはどの程度汚れているのか?

ちなみにこの車、走行距離は118000km位走っています。

エンジン内部は、オイル焼けこそしているもののスラッジが溜まっているほどではないエンジンです。

レベルゲージを抜いてみると、オイルには艶がちゃんと残っているのがわかります。オイルが劣化してくると、この光輝いている艶がなくなってきます。

オイルがきちんと仕事しているのは、艶が残っていてその中に汚れを閉じ込めている状態です。

ティッシュに垂らしてみると、濃く茶色に染まるところもあれば薄いところもあります。

濃い茶色になってる部分は、オイルが閉じ込めた汚れです。

1700kmでここまで汚れが落ちているのは効果がでていると言えます。本当にオイル交換のスパンを短くとっているエンジンは、こんなにも変色しません。

僕はこの車を買ってからというもの、2000km付近でオイル交換を繰り返し行ってきました。

即効性のフラッシング剤も試して、エンジン内部は出来る限りクリーンにしています。

そのエンジンオイルが1700km走行でここまで汚れが付いてくるのは、フラッシング剤の効果で間違いないかなと。

中古車などを買ったとき、エンジンオイルをきちんと交換されていたかわからない車体の場合、フラッシングをしたくなります。

その場合即効性と遅効性のどちらがいいかというと、遅効性のほうがエンジンにとってやさしいです。

また2500km時点でオイル交換する予定なので、その時に再度検証してみます。

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