エンジンはピストンがシリンダーの中を上下することによって圧縮圧力を生み、動力源としています。
ピストンにはピストンリングが取り付けられていて、3つのリングによって構成されています。コンプレッションリングとオイルリングになるんですが、ピストンリングというのは通常ピストンの溝をくるくると動くようにクリアランスがついています。
しかし、このピストンリングが何かしらの原因で膠着してしまうと、エンジンが壊れてしまう。いわゆるスカッフと呼ばれる現象で、シリンダーを傷つけてしまいます。
このエンジンもピストンリングが膠着して、棚落ちしていました。
通常動くはずのリングが動かないでシリンダーを傷つけてしまう。
一番はオイル管理、そして温度管理といったところになります。
最近添加剤の類の記事を書くことが多いんですが、僕がよく気に入って入れている添加剤にKUREの多走行車というものがあります。
この添加剤は、使い込まれたエンジンのオイルシールの弾力を回復させたり、ピストンリングの動きをよくしたりしてくれます。
5万キロを超えた車には添加してみるのもオススメします。
値段は
1000円もしないので、オイル交換と一緒にどうぞ。
今度のオイル交換で僕も入れようと思ってます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。