中古車でタントを買った人から、最初の頃は緑のエコアイドルランプが点灯してアイドリングストップしていたのに、しなくなった。
という相談を受けました。
アイドリングストップって、いろいろな条件をクリアしないと作動しません。
中古車として販売した時の履歴を見てみると、バッテリーは交換されているようです。
まずは何はともあれバッテリーのチェックからです。
さすがに半年前くらいに交換されているので、問題ないと思いますが・・・。
一応念のため。
健全性が100%あり、充電量が78%になっています。
平たくいうと、バッテリーの性能は100%あって、電気は78%くらい残ってると。
特に問題はないということになります。
そもそもエコアイドルランプなどが点滅しているわけでもなんでもないのに、なんでアイドリングストップしないのか？
本当にしないのか、シートベルトを装着して構内を走行してみました。
すると、普通に緑のエコアイドルランプがついたのち、アイドリングストップしました。
お客さんに同乗してもらい、実際にアイドリングストップしているところをみてもらいました。
すると
「おかしいなぁ？俺が乗ってる時はしないんだよな」
と。
短距離走行などを繰り返しているのかなと伺ったらそうでもないと言います。説明書を広げて、アイドリングストップ作動条件を一つずつ確認していくと、原因が判明しました。
このお客さんは、どうやらシートベルトをあまりしないそうなんです。
アイドリングストップの作動条件にシートベルトの装着があるので、それが原因で作動しなかったようです。
故障しているわけじゃないので、今後ちゃんとシートベルトをしてくださいとと伝えておきました。
アイドリングストップ以前にシートベルトの方が重要でしょ・・・。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。