ドライスタート保護!TAKUMIのコールドスタートプロテクションをテスト

普段使いのエンジンにとって、一番ダメージが蓄積されやすい行為って何だと思いますか?

もちろん、オイルが入っていないとか、サーキットなどで極限までエンジンを酷使するということは除外です。

あくまで普段使いのエンジンにおいて、一番負担がかかるのがドライスタートです。

車やバイクをしばらく使わないでおくと、エンジンオイルが重力によって下の部分へ流れていきます。

例えばアイドリングストップでエンジンが停止したとしても、さっきまで潤滑されていたシリンダーにはオイルが付着している状態です。

すなわち再始動に油膜が切れることはなく、なんら問題ありません。

では、これが1週間、1ヶ月と経過したらどうでしょうか?オイルが形成していた油膜は重力により、ほぼ下の方へ流れ落ちます。

エンジンオイルを各部へ供給するオイルポンプの殆どは、クランクシャフトから動力を得ています。つまり、エンジンが始動してからオイルが供給されるわけです。

エンジン始動の前に電動のオイルポンプで、潤滑してから始動するのならドライスタートは起きないんですけど、そうじゃないわけです。

油膜がない状態でエンジンがスタート、オイルが各部へ供給されるまでの間をドライスタートと呼び、これがエンジンにとって一番過酷な状況下の一つであるのです。

TAKUMIのコールドスタートプロテクションとは?

ここからが本題です。タクシーなんかはエンジンがかかっている時間がながく、ほぼ一定です。なので、消耗部品を交換していくだけで30万キロ以上も楽に走破できています。

ドライスタートはほとんど発生していないからですね。

普段乗らない車にとって、一番最初のエンジン始動。それが過酷であるという話はしましたが、ならばどうやって緩和するかということを考えたくなるもの。

シリンダーへ付着しやすいオイルなんかも売っていましたが、面白いものがあったので買ってみました。

それがこちらの商品です。

TAKUMIのコールドスタートプロテクション。

これはコールド&ドライプロテクションとも呼ばれる商品で、ドライスタートを緩和させる添加剤です。

このコールドスタートプロテクションは、金属吸着性のあるエステルベースオイルにより、オイルが金属部位に留まり、コールドスタート時でも潤滑性能を保持してくれるものです。

この添加剤のいいところは、どうやら湿式クラッチのバイクにも使えるということです。

公式HPにはその記載が見つからなかったんですけど、ショッピングサイトのQ&AでTAKUMIの広報部が回答していました。

僕はバイクというと、年に1回オイル交換をするくらいなので。

この前エンジンオイルを交換したばかりなので、早速これを添加します。

ハンターカブのオイル量は0.7L~0.9Lなので、20ccほど入れておきます。

バイクであれば、数回分にも使えますね。

入れてみた感じはかなり粘度が高いようです。

オイル交換をして、適量を同じくオイルフィラーからエンジンへ入れるだけ。

お手軽です。これでコールドスタートを防げるのなら安いものですね。

本来なら耐久テストをするべきなんでしょうけど、相当長期にわたるテストをしないとだめなので、結果を出すのは長い期間がかかりますね。

それでも、心理的ストレスもなくなるので目の付け所がいい商品だと思います。

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