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DIYでタイミングベルト交換に挑戦する心構えとは?

ある程度自動車整備の整備作業が出来るようになってくると挑戦したいのがタイミングベルト交換作業。

整備士なりたての経験の浅い整備士にとってはこのタイミングベルト交換がまともに出来るようになるかならないかで今後が左右されてきます。

洗車から入り、納車整備などを経て一般的な整備作業。そしてランクを上げていくとタイミングベルト交換作業とクラッチ交換。

この2つの作業は出来るようになると整備士中級といったところでしょうか?
とてもやりがいのある整備内容です。

今の車ではタイミングチェーンになったりAT全盛になってクラッチOHもなくなってきたりですけど。

そんなことを書いている僕も、最初はビビって、自分の車でトライしたのを覚えています。
それほどプチ重整備に当たるのがタイミングベルト交換。

数多く経験したことから、意見をまとめるとタイミングベルト交換において重要なのは張りと各規定トルクを守る

といったところでしょう。やはり整備書があったほうがいいと思います。


メーカーによっては、各合わせマークがすでにベルトに記載されている場合もあるので
これならば、タイミングの狂いようがありません。

そしてタイミングベルトでウォーターポンプを駆動しているものに関しては同時交換をするに限ります。
ベルトだけ換えておいて、ポンプがしばらくしたら漏れてきたなんてのはよくある話。

ボクは、ウォーターポンプは限界まで使いたいので、そのままです。
タイミングベルト自体を7万キロくらいで換えているので、2回目のタイミングベルト交換時にウォーターポンプを換えようかなと思っています。

もしDIYでタイベルに挑むのであればウォーターポンプは同時交換をお勧めします。

タイミングベルトの交換といっても、ベルトだけじゃ駄目。
各ベアリングに当たるテンショナーやアイドラーも一緒にかえましょう。

特に外車はベアリングが固着する傾向があるので早めにかえる必要があります。

タイミングベルトが切れてしまうと、現在は殆どのエンジンがバルブクラッシュをしてしまう。
高回転時にバルブクラッシュをしてしまうと、ヘタすると途中でバルブが曲がって、ヘッドから取り外せないなんてことも起こりえます。
そうすると、ヘッドも換えないといけなくなる。


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もしタイミングベルトが切れてしまったら・・・

そこで諦めないでください。新しいベルトにつけかえて、エンジンの圧縮をはかります。
そこで圧縮がさほど落ちていなければバルブクラッシュを起こしていないともいえます。

圧縮がある程度あれば、エンジンとしては使えなくもないですしね。

そんなわけで、タイミングベルトを自分で交換してみるというのはどうでしょう?
とうぜん慎重にやること。

コレが出来ればかなり怖いものナシになります。

タイベルが出来ればヘッドガスケットの交換もできますよ。殆ど同じです。

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