昔の車ってマニュアルが全盛でした。それはATの性能がイマイチだったということが一番の原因なんだろうけど、みんながみんな流暢にマニュアルを操作していました。逆に年配の人になるとATが運転できないといったワカモノとの逆転みたいな現象になってしまう人もいる。
当時からずっと鎮座してきたのは4速ミッション。これにバックギヤがある。殆どの人がこのミッションから乗り始めたのではないだろうか?4速マニュアルミッションがでてきてからしばらくして5速マニュアルというものが出てきました。これはある一部のスポーツタイプから搭載されてきて、大体のマニュアルは5速になった。
そしてさらにスポーツモデルには6速マニュアルがとうさいされました。実はこの6速マニュアルになると、操作がちょっと厄介になってきます。
5速までであれば、セレクトは3列までで収まることになる。フロアシフトの場合は上下がシフト。左右がセレクトなんていう言葉で表したりします。5速だとバックギヤを含めても3列でおさまる。
しかしこれが6速になるとどうなるか?初めて6速マニュアルに乗るとちょっと戸惑ってしまう。
6速マニュアルになると、セレクトは4列になる。多くの6速マニュアルは左上をバックとしているけれど、この場合だと、2回左へセレクトしないといけない。この感覚が難しいのである。
たまーに一体何速ではしっているんだろうという錯覚に陥るのです。まあ要するに慣れなんだろうけれどね。
おそらくマニュアルミッションの場合は6速までが限界だと思う。じゃないと、シフトミスが多発する可能性がある。
ATだったら何段変速でも問題ないけれど、人間の手で操作するマニュアルに関して言えば6速くらいがちょうどいいのかもしれませんね。
多段ミッションのシフト間違いはよくある話なので、迷ったら一段高いギヤへ入れましょう。
それが駆動系を守るポイントです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。