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よくある車検後のクレーム

本日はよくある車検後のトラブルについてのお話をしたいと思います。
車に無頓着なオーナーに取って、車検というのは2年に1度車を、高いお金を払って専門家に見てもらう日でもあるわけですね。車検と併用して、今まで気づいた不具合などを直して貰おうとメモ書きを渡してくる人もいます。

車検後のトラブルというのは結構発生します。それは調整しなければならない部分を調整したがために操作具合が変わってくるというところが一番大きいと思います。
大体言われるのがクラッチのつながりがやりにくくなった。ということ。ワイヤー式のクラッチの場合、定期的にクラッチの遊び部分を出してあげないといけない。

車検に入ってくるときというのは
パンパンになっていて、遊び部分がなくなっていることが多い。それを車検のときに遊びを出してあげると、クラッチペダルの操作具合が下のほうでつながるようになる。これを不具合と感じてしまう。

そしてこれは整備士によりけりですが、サイドブレーキの引き具合。同僚にも多いんですが、きつくし過ぎてしまう。
おいおいおいおいなんでこんなにきつくしたんだよ。というくらい。
これは明らかにこちらの不備になりますね。僕は、車検整備の前に一度サイドブレーキを引いてみて、明らかにきつかったらサイドブレーキの調整はしない。それ以上きつくするのは嫌ですからね。
逆にゆるいなぁと感じる場合は、ある程度つめてあげる。

オーナーのことを考える。お年寄りや女性などは力がないだろうから、そんなにきつくしちゃいけないのであります。

最後によくあるのがバッテリー。車検後にあがってしまうのが良くあるんですよ。
運悪く。当然車検のときに交換をお勧めしているんですが、そのときは高いから結構ですといわれる。
しかし車検が終わって、1ヶ月くらいで冬が来るケースなどは、バッテリーが上がってしまった。
車検をやったばかりなのにどういうことだ。というお叱りを受けてしまう。
そういうお叱りを受けないためにも、バッテリーテスターでプリントアウトしたものを伝票に載せておく。
これでトラブルは防げます。
ということで車検後のトラブルというお話でした。

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