お客さんからリヤのショックがもげたという連絡をもらいました。
車はスイフトスポーツです。ショックがもげるというのはどういうことかなぁと思って、現車を確認させてもらいました。
車両を確認すると、何がもげているのかな?
よくよく見るとここでした。
あらら、ダストカバーの部分が落っこちてしまっています。
ウレタンかなにかの部分が経年劣化でダストカバーごと落ちてしまったようです。
こんなにもロッドがダイレクトに見えていると、雪国の場合あっという間に錆びてしまいます。錆びたら折れてしまうので、非常に危険です。
正常な方はこのようになっています。
一見するとわかりませんけど。
多分こちらも長くは持たなそうです・・・・。
では、部品の展開図で、上のカバーだけ部品ででるかなと調べてみた結果がこちら。
この展開図を見る限り、カバーの部分はショックアッセンブリのようなので、出ません。
しかも1本の値段が高い・・・。32600円もするようです。
よくストラット形状のものであれば、この部分だけで部品供給はしてくれるんですけどね・・。
これは部品が高額なだけにいただけないですね。
ちょうど中古車で普通のスイフトもあったのでのぞいてみました。
こちらは4WDのようですね。ダンパーは日立製です。
こちらはもしかしたらカバーの部分だけで出るのかもしれない?そんな形状ですよね。
そこまで確認は取りませんでしたが。
ちなみにスイスポの場合は社外のショックでも左右合わせて30000円しないで買えるので、両方一緒にかえてしまうのがいいと思います。
工賃はリジットなので安いです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。