上がスキッシュエリア有りで下が無しです。
毎度のことながら絵が下手で申し訳ないです。今、ピストンがシリンダの中で圧縮上死点にあると考えてください。左のスキッシュエリアありの燃焼室は、シリンダーに対して小さいですよね?
そうするとピストンが圧縮に移るときに、混合気が燃焼室とピストンにはさまれる形になって、よりプラグのほうへ過流が発生しやすいんです。
対して右の無しの図ではピストンが圧縮したら、圧縮した空気はただ真上から斜めに緩やかにプラグの方へいきますよね?
つまりスキッシュエリアをもうけると、混合気に過流がより強くはっせいして、燃焼行程における火炎伝播の速度を高めて、燃焼時間の短縮を図ることで最高燃焼ガス温度の上昇を防ぐ役割をもっています。
ノッキングにも有効です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。