アイドリングストップをしなくなった・・。
整備工場に相談したら、バッテリーを交換しないと駄目ですねと言われた。こんな経験をしたことがある人っていると思います。
アイドリングストップしなくなる原因として、ナンバー1に挙げられるのはやはりバッテリーの劣化によるものです。
大半の整備工場では、バッテリーテスターを使って診断していると思います。
ですが、スバルの場合結構厳しい判定を使っているので紹介します。
スバルのアイドリングストップバッテリー交換基準とは?
スバルでアイドリングストップバッテリーを交換するかしないかというのは、フローチャートを使って判断しています。
こちらはアイドリングストップバッテリーが上がった場合の、再利用判定となります。
まず、即刻で交換となる場合は何か?
・バッテリー電圧が11V以上ない場合
つまり、バッテリーを空まであげてしまえばその時点で駄目だということです。11Vまでは残っていないと交換しないと駄目。
11V以上、電圧が残っていたら充電をします。この場合、メーカー指定値かバッテリーサイズの約10分の1の充電電流で充電すること。
この時、バッテリーの温度が45度以上にならないように注意すること。
急速充電をした経験がある人ならわかりますが、バッテリーは充電すると熱を発します。急激な電流を流すとバッテリーが劣化してしまうので、これらを守る。
充電した結果、バッテリーの各セルの比重が1.25以上あること。そして、各セルの比重のバラつきが0.4以下であること。
これらに合致しないものも交換となります。
アイドリングストップはやはりバッテリーが非常に重要な役割を果たしています。
これらから外れるものは、交換をするようにしてください。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。