スバルからの注意喚起!バッテリー交換で車両火災になる事がある!

スバルから注意喚起が出たので、取り上げてみたいと思います。それはバッテリー交換について。該当の車種はサンバーのバンですが、すべての車種に当てはまる内容になっています。

それではスバルからどのような注意喚起が出ているのかを紹介します。

それはTVやTWといったサンバーバン。バッテリー交換を適正に行わないと車両火災になりることがありますというもの。

具体的に説明すると、このサンバーバンってバッテリーが助手席の下についています。僕もサンバーバンのバッテリー交換を何度かやったことがありますがやりにくいです。

気を付けないといけないのは、バッテリーを車両に抑えているステーの向きです。ホルダーの向きを正反対に取り付けてしまうと、ステーと端子の距離が近くなりショートを起こす可能性が出るということ。

こちらはオデッセイのバッテリー交換作業の写真です。サンバーバンの場合、このバッテリーホルダーの形状が非対称になっています。

左右を逆に装着するとプラス端子との距離が近くなり、ショートする可能性が上がる。

スバルはこれに対してきちんとした作業を行うように注意喚起をしています。

バッテリー交換で車両火災になる理由とは?

バッテリーの交換というのは、エンジンオイルの交換と同じくらいの難易度でDIYでも広く作業されている整備です。

自分でホームセンターからバッテリーを買ってきて取り付ける人も多いでしょう。

ですが、バッテリーの交換って意外と奥が深くて危険です。スバルから注意喚起が出るほどで、作業によっては車両火災になる可能性だって秘めています。

バッテリー交換で車両火災になってしまう理由は何か?これはショートです。

バッテリーのプラスがボディなどに接触するショート。これが起こると火花が飛んで熱を持ち最悪火災につながります。

何故ショートをするのかというと、バッテリーホルダーの取り付けがちゃんとされていないことが原因のほとんどです。

国産車のバッテリーホルダーは上から押さえつけるタイプが9割以上をしめています。バッテリーホルダーにはUフック型のネジが付いています。

車両側の穴などにこのU部分をひっかけて締め付けて固定するわけです。

しかし、このフックがちゃんとかかっているかどうか視認しにくい。ある程度引っかかっていると思ってネジを締めていったら最終的にズレちゃった。こんなことが起こりえます。

そして締め付けが甘いと走行中に緩んできて、バッテリーが振れるのでショートする可能性が高くなる。

バッテリー交換の肝はホルダーをきちんと取り付けること。ここをしっかりやらないと車両火災につながります。

バッテリー交換のポイントまとめ

バッテリー交換の重要なポイントをまとめてみます。

1、マイナス端子から外してプラス端子から取り付ける。

2、バッテリーホルダーはきちんと取り付けること。

3、バッテリー端子を取り付ける前に、バッテリー端子とターミナルの表面をサンドペーパーで磨く。

4、バッテリー端子は緩みなく取り付けること。

5、バッテリー端子を取り付けたらスプレーグリスやグリスを塗って緑青を防ぐ。

ポイントとしてはこの位です。あとはバックアップをとっておくとか各種の設定をちゃんと行うこと。

バッテリー交換は簡単ですが、今のアイドリングストップ搭載車だと交換後に診断機をつないでリセットをしないといけない車種もあります。

バッテリー交換もオイル交換と同様に作業の難易度が上がってきています。

確実に車体に取り付けて、車両火災が起こらないようにしてください。

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