お客さんから、ローレルがごわんごわん音がするといった整備依頼がありました。
後輩と一緒に早速テスト走行へ
走行中にゴワンゴワンといった音が出る。まちがいない。
ベアリングからの異音でした。
後輩にも
「ベアリングからの異音ですか?」
と、判断が付いたらしくリフトアップしてどこの車輪のベアリングかを最終確認することに。
他のお客さんが来ていたので、そっちに対応している間に
後輩にセッティングをお願いしました。
が、とてもヤバイことをしようとしたので急いで止めました。
彼はリフトアップした状態でギヤをドライブに入れて、
窓を閉め切ったままドアを閉めようとしていたんです。
これは何を意味するか?
そうです。高級車には、速度感応式ドアロックなるものが着いていて、
リフトアップして車輪を回そうものなら
ドアロックが勝手作動して、中に入れなくなってしまうのです。
以前こういったトラブルに見舞われたことがあり、
エンジンを止めてドアロックをあけるのにとても手間取ったことがあったんですよ。
後輩は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていましたが、
二次災害は無事に阻止することが出来ましたとさ。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。